トップニュース 【ドイツ】政府、ガス価格上限設定へ。12月に助成金支給も。再エネも拡大 ドイツ連邦政府が設置したガス価格委員会は10月31日、ガス価格に上限を設ける最終報告書を政府に提示した。2023年3月から少なくとも2024年4月末まで、家庭の基本的なガス消費量の80%に関し、ガス価格の上限をkWh当たり12ユーロセン...
トップニュース 【国際】アジアインフラ投資銀行、ドイツkfWと協調融資加速で覚書。アジアやアフリカへの気候ファイナンス アジアインフラ投資銀行(AIIB)は10月17日、AIIB加盟国への経済・社会・環境支援を促進するため、ドイツ政府所管のドイツ復興金融公庫(kfW)と中国輸出入銀行(CEXIM)と覚書を締結し、協力関係を強化したと発表した。協調融資を...
トップニュース 【ドイツ】ライオンデルバセル、廃プラ処理合弁会社設立へ。ケミカルリサイクル工場へ原料供給 プラスチック製造世界大手蘭ライオンデルバセルと独サーキュラーエコノミー特化型投資会社23 Oaks Investmentは10月11日、廃プラスチック回収・分別合弁会社ソース・ワン・プラスチックの設立で合意したと発表した。今後数ヶ月以内...
トップニュース 【ドイツ】RWEと政府、石炭火力の2030年全廃で合意。8年前倒し。再エネ投資を加速 独電力大手RWEは10月4日、同社の褐炭を活用した石炭火力発電所を2030年までに全廃することで、ドイツ連邦経済・気候保護省及びノルトライン・ヴェストファーレン州経済・産業・気候変動・エネルギー省と合意したと発表した。当初予...
トップニュース 【ドイツ】政府、ユニパーを完全国有化。電灯広告等を禁止。褐炭石炭火力も緊急予備電源化 ドイツ連邦経済・気候保護省は9月21日、独エネルギー小売大手ユニパーの株式99%を取得すると発表。救済段階を一段階上げた。7月22日には企業救済策として約30%の株式保有を発表していたが、その後、ロシアからの契約上のガス供給が...
トップニュース 【ドイツ】政府、自然気候保護に5600億円予算へ。自然を軸とした気候ソリューション重視 ドイツのレムケ連邦環境相は8月31日、自然気候保護行動計画(ANK)の草案を発表した。気候変動と生物多様性の保護の2つを組み合わせた「自然気候保護」を提唱。2026年までに自然を軸としたソリューション(NbS)での気候変動緩和・...
トップニュース 【ドイツ】準公的機関ZSVR、リサイクル性基準改訂。PA/PE複合材のリサイクル性認定 ドイツ中央包装登録簿(ZSVR)は8月31日、包装リサイクル性の判断最低基準の2022年版を発行した。技術の進展に伴いリサイクル性が認められる素材が追加された。ZSVRは非営利財団。2019年に制定されたドイツ容器・包装法(VerpackG)...
トップニュース 【ドイツ】リンデ、旅客列車向け水素充填システム稼働開始。世界初。規模過去最大 化学世界大手英リンデは8月24日、ドイツ・ブレーマーヴェルデで旅客列車向け水素充填システムの稼動を開始したと発表した。旅客鉄道での同システム導入は世界初。規模も過去最大。 今回稼働開始したシステムは、
トップニュース 【ドイツ】再エネ法成立。2030年に再エネ比率80%目標を設定。太陽光、風力、蓄電等加速 ドイツ連邦議会(下院)は7月7日、再生可能エネルギーの導入拡大を規定した再生可能エネルギー法改正案(EEG)を、賛成379、反対281の賛成多数で可決した。7月8日にはドイツ連邦参議院(上院)も通過し、同法が成立した。2000年の同...
トップニュース 【ヨーロッパ】ドイツ政府、ユニパーを企業救済へ。株式約30%取得。フランスではEDF国有化へ 独エネルギー小売大手ユニパーは7月22日、ドイツ政府からの企業救済支援を受けることで合意したと発表した。ドイツ政府が2億6,700万ユーロ分の新規発行株式を購入し、同社の株式約30%を保有する予定。同社は臨時株主総会を開催し、...
トップニュース 【ドイツ】BASF、誘導品の製品カーボンフットプリント測定結果公表。市場平均大幅に下回る 化学世界大手独BASFは6月7日、同社の誘導品ポートフォリオの製品カーボンフットプリント(PCF)を測定した結果、大半の製品で市場流通製品の平均PCFを大幅に下回ったと発表した。同社は今後、同製品を「LowPCF」誘導体として販売す...
トップニュース 【ヨーロッパ】ロシア、ノルド・ストリーム1のガス供給を大幅減。ドイツは石炭火力再稼働へ ロシア政府系エネルギー大手ガスプロムは6月15日、天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム1」を通じて、ドイツに送るガス輸送量が6月16日から通常の約60%減になると表明。6月17日頃から実際に欧州各国で影響が出てきている。 ...
トップニュース 【ドイツ】政府、再エネ拡大政策を閣議決定。2030年までに国内の電力再エネ比率80% ドイツ政府は4月6日、気候変動対策のため再生可能エネルギーの拡大を加速させる政策「イースター・パッケージ」を閣議決定した。今後、国会での立法審議に入る。実現すると、過去数十年で最大のエネルギー法改正となる。 同政策で...
トップニュース 【ドイツ】DHLグローバルフォワーディング、LCL貨物海上輸送の一部でカーボンニュートラル達成 独物流大手ドイツポストDHLグループ傘下のDHLグローバルフォワーディングは5月2日、複数の荷主がコンテナに混載して輸送するLCL貨物の海上輸送の一部サービスで、カーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)の達成を発表し...
トップニュース 【スイス・ドイツ】BASF子会社、養豚場から豚肉加工までのサプライチェーン分析ツール実証開始 化学世界大手独BASFのサプライチェーン管理システム開発子会社クラウドファームは5月3日、スイス養豚支援SUISAGと協働し、繁殖センター、飼育場、豚肉加工までのサプライチェーン上の生産データ分析ツール「Pig Passport」を、スイ...
トップニュース 【ドイツ・インドネシア】ユニリーバ、アイスクリーム冷蔵庫の温度設定で実証。6℃引き上げ、業界標準の変革促進 消費財世界大手英ユニリーバは5月5日、アイスクリーム冷凍庫の温度設定を-18℃から-12℃に引き上げる実証をドイツとインドネシアで行うと発表した。商品の品質と顧客体験を維持しつつ、冷凍庫辺りのエネルギー消費量と二酸化炭素排出...
トップニュース 【ヨーロッパ】乳製品大手アーラ・フーズ、DSMの飼料添加物実証に参画。げっぷメタン削減 オランダ化学大手DSMとデンマーク乳製品大手アーラ・フーズは4月20日、デンマーク、スウェーデン、ドイツの農場50ヶ所以上で、DSM開発の飼料添加物「Bovaer」の実証利用を開始すると発表した。乳牛1万頭を対象に、げっぷメタンの低...
トップニュース 【ドイツ】DHLサプライチェーン、出荷梱包でAIツール提供。輸送コストとCO2排出量削減 独物流大手ドイツポストDHLグループ傘下のDHLサプライチェーンは4月13日、人工知能(AI)を活用し、梱包量を最適化するソリューション「オプティカートン」の提供を開始したと発表した。 オプティカートンでは、個々の段ボールの...
トップニュース 【ドイツ】バイヤスドルフ、世界初CCU回収CO2由来成分含有の化粧品販売。ニベア・メン 独化粧品大手バイヤスドルフは4月7日、炭素回収・利用(CCU)技術を活用し、回収した二酸化炭素から生成した化粧品用エタノールを含有したスキンケア商品を開発したと発表した。CCU技術活用で製造する化粧品は今回が世界初。同社主...
トップニュース 【ドイツ】バイヤスドルフとWWF、3年間のパートナーシップ締結。気候変動、水、廃棄物 独化粧品大手バイヤスドルフと世界自然保護基金(WWF)ドイツ支部は3月31日、「気候変動」「再生可能な水環境」「資源のサーキュラーエコノミー化」の分野で3年間のパートナーシップを締結すると発表した。 WWFドイツ支部は、