エネルギー 【エネルギー】太陽光発電パネルの製品市場動向 〜n型TOPConやタンデム型が躍進〜 英エネルギーデータ大手ブルームバーグNEF(BNEF)は2024年8月、世界の再生可能エネルギーの動向に関する報告書を発表。その中で2023年の世界全体の発電量のうち、水力発電、原子力発電、再生可能エネルギー発電の合計が史上初めて4...
レポーティング 【レポーティング】中国三大証券取引所、大手上場企業にサステナビリティ報告義務化。21項目設定 中国の三大証券取引所である上海証券取引所、北京証券取引所、深圳証券取引所は4月12日、「上場企業のサステナビリティ報告に関するガイドライン」を公表し、5月1日から施行された。中国でも企業のサステナビリティ開示に動きが強ま...
エネルギー 【エネルギー】削減努力のない(Unabated)石炭火力発電所〜海外と日本の解釈の違い〜 世界の平均気温は12ヶ月連続で過去最高を記録。世界気象機関(WMO)の2024年6月の報告書では、2024年から2028年の間に、少なくとも1年は一時的に1.5℃を超える可能性が80%あるとした。 アントニオ・グテーレス国連事務総長は、1.5℃...
環境 【環境】世界に広まるTNFD開示フレームワーク〜自然資本分野における体系的な開示ルール〜 TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)とは、企業活動における自然資本及び生物多様性に関するリスクや機会を適切に評価し、開示するための枠組み(フレームワーク)の構築を目指す団体のこと。日本でも、自然資本及び生物多...
エネルギー 【エネルギー】世界各国の発電供給量割合[2023年版](火力・水力・原子力・再生可能エネルギー)世界の発電供給量割合 この図は、国際エネルギー機関(IEA)が公表している最新データベース「Energy Statistics Data Browser」の2023年更新データをもとに、2021年のデータをまとめたもの。各国の状況を横並びで比較することがで...
人権 【人権】世界で進む生活賃金(Living Wages)設定の取り組み〜最低賃金だけでは不十分〜 世界的なインフレの影響もあり、日本でも労働賃金の上昇が継続的に実施されている。中央最低賃金審議会は7月24日、2024年度の最低賃金の目安を全国平均で時給1,054円に引き上げすることを決定した。また、日本労働組合総連合会は7月...
エネルギー 【エネルギー】日本の発電力の供給量割合[2023年版](火力・水力・原子力・風力・地熱・太陽光等) 近年、気候変動対策への関心が世界的に高まっており、カーボンニュートラルに関する取り組みや再エネの主力電源化に向けた施策が行われています。2021年の気候変動枠組条約締約国会議(COP26)終了時には、154カ国がカーボンニュー...
環境 【環境】2023年の世界CDP Aリスト企業一覧 〜気候変動・ウォーター・フォレストの3分野〜 環境情報開示を推進する国際NGOのCDPは2月6日、「気候変動」「ウォーター(水)」「フォレスト(森林)」の3分野での2023年度Aリスト入り企業を公表した。CDP気候変動では、今回346社がAスコアを取得。昨年の283社から63社増えた。3...
戦略 【戦略】スポーツ界のESG戦略 〜さらなるアクションと責任ある情報開示を〜 2023年12月、国連気候変動枠組条約第28回ドバイ締約国会議(COP28)が開催され、二酸化炭素排出量を2035年までに2019年比で60%削減することや、エネルギーでの脱化石燃料で歴史的合意がなされた。 スポーツ界からもCOP28に参加し...
戦略 【戦略】WEFサイバーセキュリティ展望2024 〜格差拡大でバリューチェーン脆弱性悪化〜 世界経済フォーラム(WEF)は1月11日、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に合わせて、アクセンチュアと協同で、サイバーセキュリティの専門家とビジネスリーダーを対象とした今後のサイバーセキュリティに関する調査結果を...
ランキング 【ランキング】2024年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」 毎年のダボス会議の目玉のひとつは、カナダの出版社Corporate Knightsが発表するサステナビリティの観点で世界企業ランキング「Global 100 Most Sustainable Corporations in the World (Global 100 Index)」。同ランキングは2024...
金融 【金融】世界のESG投資統計「GSIR 2022」ESG投資比率25%。定義変更で時系列比較不可能に 世界のESG投資額の統計を集計している国際団体のGSIA(Global Sustainable Investment Alliance)は11月29日、ESG投資の統計報告書「Global Sustainable Investment Review(GSIR)」の2022年版統計を発表した。GSIAは、同報告書を2...
環境 【環境】科学者チーム「プラネタリーバウンダリー2023」発表。9項目全てが初めて出揃う 国際的な科学者チームは9月13日、「プラネタリー・バウンダリー」の2023年改訂版を発表した。9項目全ての評価が初めて出揃った。 プラネタリー・バウンダリーは、2009年に初版が発行。その後、2014年の改訂版、新規化学物質の評価...
環境 【環境】関心高まる「二酸化炭素の電解還元」。CCUS技術開発の新たな競争分野 炭素回収・利用・貯留(CCUS)の一つとして、二酸化炭素の電解還元に注目が集まってきている。二酸化炭素の電解還元とは、電気エネルギーを利用して二酸化炭素を原料とし、炭素化合物を合成しつつ酸素との分解する手法。実用化する...
戦略 【戦略】2023年に注目すべき最先端テクノロジー 〜WEFトップ10紹介〜 世界経済フォーラム(WEF)は、今後3年から5年間で社会により良い影響を与える可能性のあるテクノロジーを毎年紹介している。上位10位のテクノロジーに関し、リスクと機会、社会に与える影響の展望を概説。11回目の2023年版は、
人権 【人権】ハーバード大、アファーマティブ・アクション違憲判決。企業への影響は 米連邦最高裁判所は6月29日、ハーバード大学とノースカロライナ大学が実施している入試での人種関連アファーマティブ・アクション・プログラムは、1964年公民権憲法第6条に違反、合集国憲法修正第14条に対しても違憲との判断を多数...
環境 【環境】SBTN、自然資本の科学的根拠に基づく目標設定ルールを策定 〜TNFDと両輪の存在〜 科学的根拠に基づく環境目標策定イニシアチブScience Based Targets Network(SBTN)の活動がいよいよ本格的に動き出してきた。自然資本(生物多様性)の分野では、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)が注目を集めているが...
ランキング 【ランキング】2023年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」 毎年のダボス会議の目玉のひとつは、カナダの出版社Corporate Knightsが発表するサステナビリティの観点で世界各国の企業ランキング「Global 100 Most Sustainable Corporations in the World (Global 100 Index)」同ランキングは...
環境 【環境】2022年の世界CDP Aリスト企業一覧 〜気候変動・ウォーター・フォレストの3分野〜 環境情報開示を推進する国際NGOのCDPは12月13日、「気候変動」「ウォーター(水)」「フォレスト(森林)」の3分野での2022年度Aリスト入り企業を公表した。CDP気候変動では、今回283社がAスコアを取得。昨年の272社から11社増えた...
食糧 【食糧】気候変動で日本が食糧不足に陥る可能性は世界有数。2本の研究論文が映す最悪シナリオ 2022年8月。アカデミックの世界から、2つの気候変動に関する将来予測の研究結果が発表された。いずれも世の中に複数あるシミュレーションの一つにすぎないものの、双方のシミュレーションでは人間社会が想像以上に悪い結末を迎える...