化学世界大手独BASFは5月26日、独フローリング材大手ウジン・ウッツ・グループに対し、マスバランス・アプローチでのバイオ原料供給を開始すると発表。石油由来の原料消費を減らすことで、二酸化炭素排出量を年間3,000t削減できる見込み。
ウジン・ウッツ・グループは、素材をBASFから購入しており、今回素材原料に占めるバイオマスの割合を高める。マスバランスでは、第三者保証も取得。まず、ポリ塩化ビニル(PVC)カバーやゴム、繊維、リノリウムカバー等に使用する原料を切り替える。ウジン・ウッツ・グループ側での生産ラインの変更は発生しない。
マスバランス・アプローチは、製造プロセスの中にバイオ素材と従来型の素材を混合し、投入したバイオ素材比率に応じて、製品量のバイオ素材比率を算定する特定手法。
【参照ページ】CO2 savings with BASF's biomass balance approach Uzin Utz and BASF cooperate on climate protection
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら