Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【アメリカ】シティ、自動車、商業用不動産、鉄鋼、一般炭で2030年CFPセクター目標設定

 金融世界大手米シティグループは3月1日、2022年度版の気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)レポートを発行。その中で、自動車、商業用不動産、鉄鋼、一般炭(石炭)採掘等の2030年セクター目標を追加設定した。

  同社はすでに、エネルギーや電力での投融資カーボンフットプリントのセクター目標を設定しており、2030年にエネルギーでは総量で29%削減、電力では1kWh当たりの原単位排出量で63%削減するとしている。

 今回の追加では、まず、自動車では走行距離km当たりの原単位排出量を31%削減。商業用不動産では面積当たりの原単位排出量を41%削減。鉄鋼では、「サステナブルSTEEL原則(SSP)」での「Climate Alignment Score」をゼロにする。一般炭採掘では、総量で90%削減する。

【参考】【国際】ResponsibleSteel、金融大手6社創設のサステナブルSTEEL原則と覚書。製鉄サステナビリティ(2023年2月4日)

 同社は今回、ウクライナ戦争以降、エネルギー市場は大きく変動し、エネルギー安全保障に対する懸念も再燃しており、世界のエネルギーと気候変動のニーズに対応するためにはバランスが必要と言及。その上で、エネルギー転換、エネルギー安全保障、エネルギーアクセスの検討事項は、相互に排他的ではなく、同時に解決されなければならないとした。

【参照ページ】A Balanced Approach: Addressing The World's Energy & Climate Needs

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。