インタビュー 【環境】South Pole社日本市場に進出:カーボンクレジット市場の課題と今後の事業展開 South Poleは2006年に気候変動専門のプロジェクト開発企業としてスイスで設立された。現在では、「サステナビリティ・アドバイザリー」「カーボンプロジェクト開発コンサルティング」を主な事業としている。世界40カ国以上に拠点を...
金融 【対談】三井住友ファイナンス&リースのSDGsリースは、なぜウォーターエイドを寄付先に選んだのか? 三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)と住友商事が50%ずつ出資する三井住友ファイナンス&リース株式会社が「サステナビリティxリース」の取り組みを加速させている。また同社は2023年度に21世紀金融行動原則の「最優良取組事例 ...
インタビュー 【対談】NEXCO東日本と北九州市、持続可能なインフラと地方創生 ~ESG債での交点~ 東日本高速道路(NEXCO東日本)と北九州市、それぞれソーシャルボンドとサステナビリティボンドを発行し、社会・環境サステナビリティの実現に向け、アクションに動き出している。また両者は、NEXCO東日本発行のソーシャルボンドに...
政府・国際機関・NGO 【インタビュー】京都市がグリーンボンド50億円発行 ~ゼロカーボン古都モデル実現に向けて~ 京都市は2022年12月、「京都市グリーンボンド」を初めて発行した。発行額は50億円。年限は5年。京都市では、国際資本市場協会(ICMA)のグリーンボンド原則に基づきフレームワークを策定し、グリーンボンド原則2021及び環境省が策定...
金融 【金融】JICAが発行した世界初の「ピースビルディングボンド」〜今なぜ平和構築なのか〜 2022年2月にロシア軍がウクライナに侵攻してから約7ヶ月。それ以降、日本でも現代社会における平和や戦争の問題について報道が増える中、日本政府の中で国際協力や開発支援を所管する国際協力機構(JICA)が「ピースビルディングボ...
商社・物流 【対談】明治安田生命とJRTT、CBI認証サステナビリティ債に係るエンゲージメント ~発行体と投資家の狙い~ 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)は2月、CBI認証付きサステナビリティボンドを合計180億円発行した。年限は5年と10年。格付はR&IでAA+、ムーディーズでA1。JRTTは、2019年5月から四半期毎にサステナビリテ...
金融 【インタビュー】味の素グループは、なぜサステナビリティボンドで資金を調達したのか? 12月7日、栄養分野の重要な国際会議「東京栄養サミット2021」が日本政府の主催で開催された。栄養サミット(Nutrition for Growth Summit)は、2013年にロンドンで第1回会議、2017年にマニラで第2回会議が行われ、今回が第3回目の開...
政府・国際機関・NGO 【対談】東京都が国内自治体初のソーシャルボンド300億円発行 ~発行の意義と得られた成果~ 東京都は7月6日、国内の地方自治体初のソーシャルボンドを300億円発行した。年限は5年。格付はS&PでA+。利率は0.005%。主幹事証券会社は三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほ証券、ゴールドマン・サックス証券、大和証券。...
金融 【対談】SDGインパクトジャパンがAgFunderと協働でファンド組成。農業分野の可能性 従来、テクノロジーとは対極的なイメージの強かった農業分野。しかし今、農業分野のテクノロジーを意味する「アグリテック」が、金融分野のフィンテック、ヘルスケア分野のメドテックと同様に、大きな関心を集めてきている。そして...
食品・消費財・アパレル 【インタビュー】アメリカ大豆輸出協会地域代表が語る大豆の未来~SSAP認証の特徴と展望~ 人権侵害や環境破壊等、サプライチェーン上での課題の多い大豆。食品企業にとってサプライチェーンのトレーサビリティの重要性が高まる一方、日本大豆の自給率は2019年時点で7%程度と低く、海外を視野に入れた管理が必須となる。 ...
政府・国際機関・NGO 【対談】水・衛生の分野で世界的な影響力を持つ国際NGOウォーターエイド 〜企業パートナーシップの状況〜 水・衛生分野で高い専門性を発揮する国際NGOウォーターエイド。1981年に英国ロンドンで設立され、現在、世界34カ国で活動を展開している。発足してから今年でちょうど満40年。国連持続可能な開発目標(SDGs)の目標6には「安全な水...
建設・不動産 【インタビュー】大阪府住宅供給公社が80億円のソーシャルボンドを発行 〜地域団地のこれから〜 大阪府100%出資の大阪府住宅供給公社が6月19日にソーシャルボンドを80億円発行した。そのうち満期一括債と定時償還債が各々40億円ずつで、年限は双方20年。格付はR&IでAA-。利率は満期一括債で0.540%(対国債スプレッド+16bp)...
商社・物流 【インタビュー】東京メトロが100億円のサステナビリティボンド発行 〜コロナ禍の状況で公共交通機関が発行した意義〜 大都会・東京。最新の国勢調査によると、東京都23区の昼間人口は1200万人で、流入人口320万人、流出人口42万人という大規模な人の移動が毎日のように発生している。その都心の公共交通機関の中核を担う東京メトロ(正式名称・東京地...
食品・消費財・アパレル 【インタビュー】RTRSに聞く持続可能な大豆の促進への課題と対応 ~日本企業との対話に見た今後への期待~ 私たちの生活に直接的、間接的に密接に関わり、最も馴染み深い食材の一つとも言える大豆。日本では、豆腐や納豆、食用油等の加工食品だけでなく、家畜の配合飼料としても利用されている。馴染み深さにも関わらず、大豆の自給率は201...
金融 【インタビュー】MUFGが国内民間金融機関初のソーシャルボンド発行 〜グローバル水準での資金使途設計〜 2018年に国内初の外貨建て公募型グリーンボンドを発行した三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が、今度は国内民間金融機関初のソーシャルボンドを発行した。12月6日に発表された発行条件では、発行額9,000万米ドル(約100億円...
金融 【対談】コムジェストの日本株アクティブ戦略を支える投資哲学 〜成長性判断とESGの結節点〜 銘柄を厳選したアクティブ運用で知られる仏コムジェスト・アセット・マネジメント。同社の「コムジェスト日本株式戦略」は、投資パフォーマンスの高い運用会社を表彰する「マーサーMPA(JAPAN)アワード」の「国内株式大型部門」で...
政府・国際機関・NGO 【対談】北九州市はなぜSDGsで旗を挙げたのか 〜地方行政と未来課題〜 国連持続可能な開発目標(SDGs)に対する国内での関心が高まる中、地方自治体としてよく名前があがる都市がある。福岡県の政令指定都市の一つ、北九州市だ。2017年12月に、外務省の第1回「ジャパンSDGs アワード」で受賞団体の1つに...
インタビュー 【Sustainable Life】エネルギー・食料自給区域を指す「永続地帯」の秋田県鹿角市現在、全国各地で再生可能エネルギーの導入量が拡大し、地域ごとの電力自給率が上昇しています。今回は、その区域で得られる再生可能エネルギーと食糧で、区域内のエネルギー需要と食料需要の全てを賄うことができる区域である「永続...
金融 【インタビュー】BNPパリバがサステナビリティ分野で業界を主導する狙い 〜サステナブルビジネス上級戦略顧問の視座〜 ESG投資やサステナブルファイナンスの分野で世界をリードするBNPパリバ。先日は、日本法人であるBNPパリバ証券のESGアナリスト部門に現状や思うところを伺ったが、今回はBNPパリバ・グループ全体でサステナブルビジネスの戦略部分を...
エネルギー・資源 【インタビュー】ドイツが掲げた2038年までの脱石炭火力 〜石炭委員会では何が議論されたのか〜 ドイツ政府の「石炭委員会」が1月26日、2038年までに石炭火力発電所を全廃するという答申をまとめ、政府に提出した。ドイツ政府はすでに2022年までの脱原発を打ち出しており、それに追加する形で脱石炭火力を国家目標に掲げたことに...