金融 【スイス】クレディ・スイス、2030年までに化石燃料セクターからのCO2フットプリントを半減へ 金融世界大手スイスのクレディ・スイスは3月10日、2021年サステナビリティ報告書の中で、化石燃料ファイナンスの削減目標を発表した。2022年には詳細なセクターポリシーを策定することも明らかにした。 同社は、
商社・物流 【国際】CA100+、機関投資家に航空会社へのエンゲージメント方針提示。オフセット依存の段階的廃止も 機関投資家の気候変動アクション・イニシアチブClimate Action 100+(CA100+)は3月10日、航空業界に関し、国際エネルギー機関(IEA)が策定したNZEシナリオもしくは1.5℃シナリオに整合させるために、機関投資家が取るべき行動を示...
金融 【国際】TNFD、テストプロジェクト報告書発表。食品・消費財セクターでベータ版 国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)と、英環境NGOグローバル・キャノピーは3月8日、自然関連財務開示タスクフォース(TNFD)での情報開示フレームワーク策定に向けた、食品・消費財セクターでのテストプロジェクトの報告書を...
建設・不動産 【国際】UNEP FI、海洋汚染と沿岸レジリエンスでブルーファイナンス・ガイダンス発行 国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)は3月3日、銀行、保険会社、機関投資家に向け、海洋汚染と沿岸レジリエンスに関するファイナンス・ガイダンスを発行した。科学的根拠を基にアクション指針を示した。 同ガイダンスは、
製造業 【日本】ホンダ、初のグリーンボンド発行へ。米ドル建て総額3200億円。EVとFCV 本田技研工業は3月4日、米ドル建てグリーンボンドを総額27.5億米ドル(約3,200億円)発行すると発表した。同社のグリーンボンド発行は今回が初。 同社のグリーンボンドの資金使途は、
金融 【アメリカ】Ceres、適切なカーボンクレジット活用に関するガイダンス提示。投資家の企業エンゲージメント 米ESG投資推進NGOのCeresは3月1日、投資先企業のカーボンニュートラル達成に向けたカーボンクレジット利用に関する情報開示ガイダンスを発行した。適切なカーボンクレジットについて考え方をまとめた。 同ガイダンスは、
エネルギー・資源 【国際】HSBC、2030年までに投融資ポートフォリオでCO2排出絶対量34%削減目標設定 金融世界大手英HSBCは2月22日、投融資ポートフォリオの石油・ガス、電力業界を対象に、2030年までの中間目標として二酸化炭素排出を総量で34%削減すると発表した。加えて同社としてPCAFガイドラインに基づく排出量を初めて開示。201...
医薬品・医療福祉 【国際】アムジェン、グリーンボンド約870億円発行。施設、製品、エネルギー、輸送等 医薬品世界大手米アムジェンは2月22日、同社ESGフレームワークに基づき、グリーンボンドを7.5億米ドル(約870億円)発行すると発表した。年限は7年。半期の利率は3%。同グリーンボンドは、総額40億米ドル(約4,600億円)のシニア債...
政府・国際機関・NGO 【日本】環境省、第3回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」受賞企業発表。金賞5社 環境省は2月28日、第3回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」の受賞企業を発表した。5部門で合計5社が金賞に選ばれた。そのうち金融関連4部門では、Sustainable Japanを運営している当社ニューラルCEOの夫馬も選定委員を務めた...
政府・国際機関・NGO 【EU】欧州委の専門家会合、EU社会タクソノミーに関する最終報告書発表。今後、詳細検討 欧州委員会の「EUサステナブルファイナンス・プラットフォーム」は2月28日、「EU社会タクソノミー」に関する最終報告書を発表した。欧州委員会は、環境分野のEUタクソノミーを最終化させているが、同時に社会タクソノミーに関しても...
医薬品・医療福祉 【国際】機関投資家団体FAIRR、食肉・水産60社の新興感染症対策ランキング発表。日系4社は高リスク 機関投資家の食品・小売関連イニシアチブ「Farm Animal Investment Risk and Return(FAIRR)」は2月16日、新興感染症リスクが増加していることに関し、食肉・乳製品・水産事業者の人獣共通感染症(動物媒介感染症)抑止対策ランキ...
食品・消費財・アパレル 【アイルランド】ギネス、大麦で3年間のリジェネラティブ農業実証プログラム開始 飲料世界大手英ディアジオの醸造子会社ギネスは2月23日、アイルランドで3年間の大麦でのリジェネラティブ農業実証プログラムを展開すると発表した。第1期となる2022年は、少なくとも農家40世帯での春と冬の大麦の種まきからプログラ...
政府・国際機関・NGO 【EU】ESMA、信用格付機関のESG情報開示の透明性向上必要。分析レポートを発表 欧州証券市場監督局(ESMA)は2月10日、信用格付機関(CRA)に対する2019年策定のESG情報開示ガイドラインの実施状況を評価したレポートを発表した。全体的に開示レベルは改善しているものの、企業間で差があると結論づけ課題感を示...
政府・国際機関・NGO 【EU】ESMA、サステナブルファイナンス・ロードマップ2022-2024発表。ウォッシュ防止を重視 欧州証券市場監督局(ESMA)は2月11日、「サステナブルファイナンス・ロードマップ2022-2024」を発表。今後の重点政策を示した。 ESMAは今回、
金融 【日本】三菱UFJ、大阪府に5億円寄付。カーボンニュートラル技術開発制度創設。日本でも民から官の資金フロー 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は2月21日、大阪府が創設するカーボンニュートラル技術開発予算に5億円を寄付すると発表した。日本では、資金は官から民に流れるととらえられており、民から官への資金フローは極めて少なか...
政府・国際機関・NGO 【国際】CBI、セメント業界向けグリーンボンド基準案発表。パブコメ募集 国際グリーンボンド基準策定NGO気候債券イニシアチブ(CBI)は2月21日、グリーンボンド基準「気候債券基準(CBS)」でセメント業界向けの基準案を発表した。4月23日までパブリックコメントを募集する。 CBIは、
エネルギー・資源 【国際】投資家団体TPI、CO2排出量多い10セクターで削減ロードマップ提示。投資先企業評価 機関投資家大手120機関以上が参加する低炭素経済推進イニシアチブ「Transition Pathway Initiative(TPI)」は2月9日、二酸化炭素排出量の多い10セクターに対し、気候変動緩和アクションを評価するフレームワークを発表した。 今...
政府・国際機関・NGO 【国際】UNEP FIと欧州銀行連盟、融資でのEUタクソノミーガイダンス発行。日本とは異なるスタンス 国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)と欧州銀行連盟(EBF)2月15日は、銀行向けのEUタクソノミー活用ガイダンスを発行した。トランジション・ファイナンスや融資先企業へのエンゲージメントのポイントもまとめた。 今回のガ...
エネルギー・資源 【ヨーロッパ】INGとアクシオナ、サプライヤー向けリンク・ローン。融資枠65億円、ESG高評価優遇 金融世界大手蘭INGとスペイン電力アクシオナの再生可能エネルギー発電子会社アクシオナ・エナジーは2月15日、アクシオナのサプライヤー向けに、サステナビリティ・リンク・ローン型のコミットメントライン融資(リボルビング・クレ...
政府・国際機関・NGO 【国際】グリーンボンド年間発行額、2022年に1兆ドル、2025年に5兆ドルまで伸長か。CBI予測 国際グリーンボンド基準策定NGO気候債券イニシアチブ(CBI)は1月31日、2021年の世界のグリーンボンド発行統計を発表した。CBI基準に適合するグリーンボンド発行とグリーンローン調達の額は、世界全体で5,174億米ドル(約60兆円)。...