飲料世界大手英ディアジオの醸造子会社ギネスは2月23日、アイルランドで3年間の大麦でのリジェネラティブ農業実証プログラムを展開すると発表した。第1期となる2022年は、少なくとも農家40世帯での春と冬の大麦の種まきからプログラムを開始予定。
同アクションは、ディアジオの2030年サステナビリティ目標「Society 2030」の一環。農業分野では、穀物からグラスまでのサステナビリティ主導を掲げ、自社事業での100%再生可能エネルギー利用の実現と、サプライヤーとの協働による二酸化炭素排出量50%削減を進めている。
【参考】【イギリス】ディアジオ、サステナビリティ2030年目標設定。飲酒、D&I、環境分野で25の目標発表
今回の実証プログラムでは、グランビア、コメックス・マッキノン、Boortmalt等のサプライヤーや、アイルランド農学者等と協働。アイルランドの大麦生産特有のニーズや同地域の状況に応じたリジェネラティブ農業を促進し、土壌の健康と炭素貯留量の改善、生物多様性の向上、化学肥料の使用量削減、水質改善、農家の生計改善を目指す。
【参照ページ】Guinness embarks on regenerative agriculture pilot as good things are taking root
【画像】Diageo
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