トップニュース 【日本】住友商事の株主総会、NGO提出の気候変動株主提案を否決。但しプレッシャー高まる 住友商事は6月18日、定時株主総会を開催。3月にオーストラリア環境NGOマーケット・フォースが提出していた気候変動株主提案に関し、可決に必要な3分の2の賛成が集まらず否決した。しかし、一部外国株主からは賛成も集まり、同社への...
トップニュース 【国際】気候債券イニシアチブ、畜産でのグリーンボンド基準リリース。飼料生産の観点も 国際グリーンボンド基準策定NGO気候債券イニシアチブ(CBI)は8月20日、農業セクターでの気候変動緩和及び気候変動適応のためのグリーンボンド基準「気候債券基準(CBS)」に関し、先行して2020年にリリースした農業セクターに加え...
トップニュース 【国際】TCFD、ガイドライン改訂でパブコメ募集。指標と目標の詳細化や移行計画の透明性向上 金融安定理事会(FSB)の気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)は6月7日、TCFD最終報告書の改訂に関するパブリックコメントの募集を開始した。締切は7月7日まで。改訂では「指標と目標」に関する詳細化を図ろうとしている。 ...
トップニュース 【日本】東芝、外国人株主への圧力問題で役員選任候補を交代。経産省は問題無しの構え 東芝は6月10日、2020年7月31日開催の臨時株主総会で、議決権集計の不備と、経済産業省関係者から一部外国人株主への圧力が取り沙汰されている問題に関し、3人の独立弁護士がまとめた調査報告書を公表した。特に、圧力問題では、経済...
トップニュース 【EU】SFDRでのサステナブルファンド割合を増やすにはEUタクソノミーの追加検討必要。業界団体調査 欧州の業界団体は6月1日、投資パフォーマンスの高いESG投資を実現していくためには、現在のEUサステナブルファイナンス開示規則(SFDR)の対象テーマ領域が狭すぎるため、サステナビリティに関連する他の領域もEUタクソノミーの対象...
トップニュース 【国際】ICMA、グリーンボンド原則やソーシャルボンド原則の2021年度版発行。規範強化 国際資本市場協会(ICMA)は6月10日、グリーンボンド原則(GBP)、ソーシャルボンド原則(SBP)、サステナビリティボンド・ガイドライン(SBG)を改訂し、各々の2021年版を発行した。全体として大きな修正点はないが、基準遵守が強...
トップニュース 【ノルウェー】NBIM、中国証券監督管理委に対し中国上場企業のESG情報開示強化要請。英語開示も ノルウェー公的年金基金GPFGの運用を担うノルウェー銀行投資マネジメント部門(NBIM)は、中国証券監督管理委員会(CSRC)が実施している中国企業の情報開示の新ルールに関するパブリックコメント募集で、ESG情報開示をさらに進める...
トップニュース 【国際】インパクト投資業界団体GIIN、上場株式インパクト投資の動向分析。主要運用会社も集うWG インパクト投資推進の国際イニシアチブGlobal Impact Investing Network(GIIN)は6月4日、上場株式投資向けのインパクト投資の動向を分析したレポートを発表した。GIINは2019年に上場株式ワーキンググループを発足し、2020年にはア...
トップニュース 【アメリカ】機関投資家180団体とグローバル企業155社等、企業のTCFD情報開示義務化をSECに要請 機関投資家180機関とグローバル企業155社、NGO58団体は6月10日、米証券取引委員会(SEC)に対し、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)ガイドラインに基づく情報開示を上場企業に義務化するよう要求する共同声明を発表した。...
トップニュース 【日本】東証、改訂コーポレートガバナンス・コードを発表。金融庁は対話ガイダンス改訂版発表 東京証券取引所6月11日、金融庁のスチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議で固まった、コーポレートガバナンス・コードの改訂案を基に、最終的に改訂コーポレートガバナンス・コードを公...
トップニュース 【国際】生物多様性のためのファイナンス協定、気候変動と生物多様性の両立必要性解説 金融機関の生物多様性ファイナンス推進イニシアチブ「生物多様性のためのファイナンス協定(F4B)」は5月27日、気候変動と生物多様性の相互両立の必要性を伝えたレポートを発表した。気候変動ファイナンスが浸透する中、気候変動と...
トップニュース 【国際】グローバル企業79社と機関投資家457団体、各国政府にカーボンニュートラル加速要求。石炭火力廃止も グローバル79社のCEOは6月9日、6月11日から13日まで英コーンウォールで開催されるG7サミットを前に、G7首脳に対し、カーボンニュートラル(二酸化炭素排出量ネット排出量ゼロ)経済への転換を加速する要求する共同声明を発表した。...
トップニュース 【国際】NGFS、中央銀行・金融当局向けの気候変動シナリオ分析ガイド第2版発行。情報情報を反映 気候変動に関する金融リスクを検討するための中央銀行・金融当局ネットワーク「気候変動リスクに係る金融当局ネットワーク(Network for Greening the Financial System;NGFS)」は6月7日、中央銀行及び金融当局向けのシナリオ分析...
トップニュース 【国際】UNEP FI、銀行向け融資ポートフォリオのインパクト測定ツール第2版発表 国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)は5月31日、銀行向けに融資ポートフォリオのインパクト測定ツールの第2版を発表した。銀行世界大手が集うワーキンググループが策定した。初版は2020年3月に発表されていた。 【参考】【国際...
トップニュース 【アジア】13機関投資家、日本の大手電力含むアジア5社に脱炭素エンゲージメント。ガス火力も アジア機関投資家の気候変動イニシアチブAIGCCに加盟する13の機関投資家は6月7日、アジア地域の電力大手5社に対する集団的エンゲージメントを開始すると発表した。二酸化炭素排出量削減、情報開示の強化、気候関連リスクのガバナン...
トップニュース 【国際】GRESB、加盟運用会社での不動産とインフラのSFDR対応状況を分析。データ未開示が過半 国際ESG不動産評価機関GRESB(グローバル・リアルエステイト・サステナビリティ・ベンチマーク)は6月3日、GRESB加盟運用会社の開示データに基づき、EUサステナブルファイナンス開示規則(SFDR)の対応状況を分析した結果を発表した...
トップニュース 【国際】自然資本金融推進NCFA、環境変化の経済影響分析ツール「ENCORE」の生物多様性モジュール発表 自然資本分野の国際金融業界団体「Natural Capital Finance Alliance(NCFA)」は5月26日、環境変化が経済に与える影響を整理及び可視化したオンライン・ツール「ENCORE(Exploring Natural Capital Opportunities, Risks and Expos...
トップニュース 【オランダ】ABNアムロ、社債発行体でもESG評価。サステイナリティクスのESGデータ活用 オランダ金融大手ABNアムロは5月26日、社債の発行体の評価において、標準プロセスとしてESG評価を組み入れると発表した。ESGの評価では、ESG評価世界大手米サステイナリティクスのESGデータを活用する。債券発行体へのESG評価の投資...
トップニュース 【国際】5機関、Net-Zero Asset Owner Allianceに新規加盟。英L&Gやプルーデンシャル等 2050年までの運用ポートフォリオのカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)にコミットするアセットオーナーのイニシアチブ「Net-Zero Asset Owner Alliance(NZAOA)」は5月27日、新たに5機関が加盟したと発表した。こ...
トップニュース 【国際】自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)正式発足。ガイドライン策定へ。G7歓迎表明 自然資本観点でのリスク・機会の情報開示を検討する自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)が6月4日、正式に発足した。TNFDは2020年7月に非公式に発足し、9月から非公式ワーキンググループのメンバーで準備会合を開催。今回つ...