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【ノルウェー】NBIM、中国証券監督管理委に対し中国上場企業のESG情報開示強化要請。英語開示も

 ノルウェー公的年金基金GPFGの運用を担うノルウェー銀行投資マネジメント部門(NBIM)は、中国証券監督管理委員会(CSRC)が実施している中国企業の情報開示の新ルールに関するパブリックコメント募集で、ESG情報開示をさらに進めるよう要請するコメントを提出した。NBIMが運用するGPFGの資産は11.4兆ノルウェークローネ(約150兆円)で、日本の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)に次ぐ資産額第2位の年金基金。

 パブリックコメントは、SSRCが5月に発表した年次報告書および半期報告書の中で上場企業が開示すべきルールの改訂案に関するもの。改訂案では、第5章に「環境と社会の責任」が独立した章として追加され、生態系保護、汚染防止、環境責任、二酸化炭素排出量削減アクションに関する内容を自主的に開示することや、従業員、サプライヤー、顧客および消費者の権利保護、貧困緩和と農村活性化のインパクト等も同様に自主開示することを掲げている。パブリックコメントは6月7日が締切。

 NBIMは、今回のパブリックコメントの中で、CSRCに対し、詳細な開示ガイダンスを策定すべきと要請。これにより開示情報の品質と比較可能性を向上できると伝えた。

 また、株主の権利を保護し、国際投資家と国内投資家の双方に平等な情報へのアクセスを提供するため、中国の上場企業に対し、中国語だけでなく、英語での情報開示も提唱した。

【参照ページ】证监会就《公开发行证券的公司信息披露内容与格式准则第2号—年度报告的内容与格式(征求意见稿)》《公开发行证券的公司信息披露内容与格式准则第3号—半年度报告的内容与格式(征求意见稿)》公开征求意见

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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