トップニュース 【ブラジル】保険業界団体CNseg、TCFDガイドラインに沿う報告を宣言。業界挙げては世界初 ブラジル保険業界団体のブラジル保険連盟(CNseg)と保険監督当局のブラジル民間保険監督(SUSEP)は5月15日、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)ガイドラインに沿う気候リスク情報の開示を実施する内容を盛り込んだ「ブラ...
トップニュース 【中南米】24ヶ国政府、環境活動の権利を保護する条約「LAC P10」採択 中南米24ヶ国政府は3月4日、法的拘束力を持つ環境活動権保護条約「LAC P10」を採択した。同条約は、命の危険にさらされる環境保護活動家の保護、水質汚染や鉱山開発権等に関する環境情報への人々のアクセスの向上、生活に影響する環...
トップニュース 【グアテマラ】ネスレ、パーム油大手Repsaとの契約停止。人権侵害や環境破壊へ関与 食品世界大手スイスのネスレは2月7日、グアテマラのパーム油生産大手Reforestadora de Palmas del Peten(Repsa)との契約を打ち切り、2018年9月までにパーム油調達を終了させると発表した。Repsaは、労働者や地域社会の人権侵害や...
トップニュース 【エクアドル】国民投票、国立公園の保護区拡大と石油・金属採掘区域の制限を決定 エクアドルで2月4日、憲法改正と国家重要事項に関する国民投票が行われ、7項目全て賛成票が大多数を占めた。今回の結果では、レニン・モレノ現大統領の権力基盤が固まっただけでなく、自然環境保護についても積極化が決まった。 ...
トップニュース 【チリ】政府、CCSなし石炭火力発電新設を禁止。2050年までの再エネ比率70%に向け官民連携 チリのミシェル・バチェレ大統領は1月31日、炭素回収・貯蔵(CCS)設備のない石炭火力発電所の国内での新設を禁止すると発表した。同国のエネルギー省と同国の電力事業者業界団体「Asociación Gremial de Generadoras de Chile」の...
トップニュース 【チリ】大統領、沿岸部都市でビニール袋使用を禁止する法律制定の意向表明。罰金刑も チリのミシェル・バチェレ大統領は9月23日、第72回国連総会の場で、12ヶ月以内にチリの太平洋沿岸都市でビニール袋の使用を禁止する法律を制定する意向を表明した。法案は10月に国会で審議される予定で、成立すれば南北米大陸で初の...
トップニュース 【アメリカ】SCジョンソン、2018年に南米向け製品の成分情報を開示。欧米・アジアではすでに実施 消費財世界大手米SCジョンソンは9月18日、南米市場向け製品の成分情報を2018年に開示することを決めたと発表した。同社の調査によると、97%のブラジルの消費者が製品成分情報開示を重要と捉え、93%の消費者が家庭用清掃剤メーカー...
トップニュース 【アルゼンチン】政府、今後3年間で60億米ドル規模の再生可能エネルギー投資計画を検討。容量4GW アルゼンチン政府は9月1日、今後3年間で60億米ドル規模の再生可能エネルギー投資計画を検討していることを明らかにした。実現すると4GWの発電設備容量が増加する。これにより、大規模電力需要家は再生可能エネルギー発電者と直接PPA...
トップニュース 【ブラジル】大統領、アマゾンの国立保護区の一部で資源採掘を容認する大統領令に署名 ブラジルのミシェル・テメル大統領は8月23日、国立保護区に指定されているアマゾン地区「レンカ(Renca)」を国立保護区の指定から解除し、銅等の鉱物資源の採掘を可能にする大統領令を発した。しかしその後、大規模な反発を受け、...
トップニュース 【チリ】政府、ビジネスと人権に関する国別行動計画(NAP)を発表。159項目の実現を目指す チリ外務省は8月21日、ビジネスと人権に関する国別行動計画(NAP)を発表した。チリのNAPは、国レベルでビジネスと人権に関する3つの原則を基本とする。3原則の内容は、「企業を含む第三者機関による人権侵害行為から国民を保護する...
トップニュース 【メキシコ】S&P、メキシコシティ新国際空港建設でのグリーンボンド発行で、最高評価付与 信用格付世界大手S&Pグローバル・レーティングは7月27日、メキシコシティの新空港建設プロジェクト用の担保月シニア債を、同社のグリーンボンド評価サービス「グリーン評価スコア」で最高ランクのE1(77点)と評価した。発行主...
トップニュース 【メキシコ】スイス再保険、カンクン沖のサンゴ礁に対する損害保険商品を開発。来年には開始の見込み 再保険世界大手スイス再保険は、メキシコ・カンクンのカリブ湾沿岸に生息しているサンゴ礁に対する保険商品を開発していることがわかった。誕生すると、環境価値や生態系に対する世界初の保険となる。保険契約者はサンゴ礁に近い沿...
トップニュース 【コロンビア】カーギル、現地商社と国際NGOとパーム油生産改善で連携。農家トレーニング実施 食品世界大手米カーギルは6月7日、コロンビア商社大手C.I.Biocostaと国際NGOのSolidaridad(ソリダリダード)と連携し、コロンビアの持続可能なパーム油生産と小規模農家の生活の質向上を目指すプログラムを立ち上げたと発表した。...
トップニュース 【アメリカ】ホンジュラス農民、世界銀行を相手取り米国連邦地裁に集団訴訟。人権侵害への関与責任 中米ホンジュラスの農民らは3月7日、米NGOのEarthRights Internationalを通じ、世界銀行グループの国際金融公社(IFC)とIFCアセットマネジメントを相手取り、米国ワシントンDCの連邦地方裁判所に集団訴訟を起こした。原告は、IFCの...
トップニュース 【アメリカ】IBM、途上国向けの災害通知アプリを開発。現地での早期災害対応に期待 IT世界大手IBMと同社子会社で気象情報大手Weather Companyは2月15日、通信網が脆弱な発展途上国向けにスマートフォン用気象警報技術「メッシュ・ネットワーク警報」を開発したと発表した。今回開発したのは、通信網に接続していない...
トップニュース 【メキシコ】AXAとユニセフ、児童肥満問題解決プログラムで提携 保険世界大手フランスのAXAは1月31日、国連児童基金(ユニセフ)と共同で、メキシコの児童の肥満や他の疾病を抑止するため、メキシコの貧困地域に住む母親6,000人を対象としたプログラムを展開すると発表した。オンラインメッセージ...
トップニュース 【ブラジル】アマゾン地域の森林消失が再び悪化。減少面積は1年で29%増加。政府発表 世界最大の熱帯雨林地帯を抱えるブラジルが、再び森林破壊の危機に瀕している。ブラジル政府は11月29日、衛星画像を用いた調査の結果、2016年のブラジル国内のアマゾン地域の森林面積が昨年より29%も減少していたことを発表した。こ...
トップニュース 【ハイチ】HP、ごみ埋立場で生計を立てる貧困層を支援。リサイクルフロー確立を同時に目指す 電子機器世界大手HPは9月21日、ハイチのごみ埋立現場で生じている社会問題の解決に乗り出すことを発表した。ハイチのごみ埋立場では、貧困層の子どもたちがリサイクル可能な製品を収集して生活のための貴重な財源となっていると同時...
トップニュース 【メキシコ】連邦検察当局、誘拐事件の緊急警戒速報発信でAT&Tとパートナーシップ メキシコの検察機関である検事総長事務局(PGR)は6月2日、通信大手米AT&Tのメキシコ法人を誘拐事件時に通信設備を通じて警報・通知を行う通信システム「アンバーアラートプログラム」の初年度パートナーに選んだと発表した。...
トップニュース 【メキシコ】ボーイング、アエロメヒコ、メキシコ政府らが持続可能な航空バイオ燃料の研究開発で協働へ 航空機製造大手のボーイングは2月24日、メキシコのSector Fund for Energy Sustainability(SENER-CONACYT)の支援のもと、同国における持続可能な航空バイオ燃料の研究開発に向けてメキシコ航空会社のアエロメヒコおよびAirports a...