トップニュース 【国際】世界の原生林、年平均約9万平方キロ消失、ISL合同チーム調査。パラグアイ、ラオス等危機 米メリーランド大学のピーター・ポタポフ准教授率いるチームは6月20日、英オックスフォード大学で開催された国際学会「Intact Forests in the 21st Century」で、2014年から2016年の3年間で世界の原生林が年平均約9万km2消失したと...
トップニュース 【南極】南極大陸の氷が過去25年間で3兆トン融解。科学誌ネイチャー論文発表 ネイチャー誌は6月13日、過去25年間で南極大陸の氷3兆tが融解し、海に流出したとする論文を掲載した。さらに過去10年間で氷の融解ペースが3倍に高まっていることも明らかとなった。 今回の論文は、スクリップス海洋研究所のHelen ...
トップニュース 【アメリカ】都市部で森林が大規模に消失。都市化、自然災害等が原因。論文発表 都市緑化に関する国際学術誌「Urban forestry & Urban Greening」は5月、論文「Declining urban and community tree cover in the United States」を掲載。ヒートアイランド現象が進行する中、全米50州およびコロンビア特別区...
トップニュース 【国際】NBIMとコロンビア水センター、投資家向けに採掘業の水リスク評価フレームワーク発表 ノルウェー公的年金基金GPFGの運用を担うノルウェー銀行投資マネジメント部門(NBIM)は5月15日、米コロンビア大学のコロンビア水センターと共同で、資源採掘セクターの水リスクに関する共同研究の成果を発表した。NBIMとコロンビア...
トップニュース 【国際】PET分解酵素の研究が英国で本格化。日本人研究らの研究成果が源流に 英メディアは4月16日、英ポーツマス大学の研究チームがペットボトルの原料PETを分解する酵素の研究を成果を一斉に報じた。プラスチックは自然分解が難しく、プラスチックごみ問題は年々注目を集めている。PETの酵素分解が実用化でき...
トップニュース 【国際】「中国での金と銅のリサイクルコストは資源採掘価格を下回る」米化学会論文発表 アメリカ化学会の学術誌「Environmental Science & Technology」に掲載された論文「Urban Mining of E-Waste is Becoming More Cost-Effective Than Virgin Mining」が注目を集めている。今年3月に発表されたこの論文は、北京...
トップニュース 【国際】気候変動対策を進めれば医療費を5700兆円削減できる。ロンドン大学教授論文 有力医学誌ランセットは3月5日、パリ協定に沿う気候変動対策を進めることで大幅に医療費削減できるとする論文を掲載した。論文の発表者は、ロンドン・スクール・オブ・ハイジーン・アンド・トロピカル・メディスン(LSHTM)のAndy H...
トップニュース 【国際】「海面上昇は年々加速」「2100年までに最大65cm上昇」コロラド大学教授が論文発表 コロラド大学ボルダー校のスティーブ・ネレム教授らは2月6日、世界の海面上昇が年々加速していることを示す論文「Climate-change–driven accelerated sea-level rise detected in the altimeter era」を、米国科学アカデミー紀要(P...
トップニュース 【北米】Second Nature、大学の気候変動知見共有イニシアチブUC3発足。13大学が参加 大学のサステナビリティ推進団体米Second Natureは2月6日、北米13大学が参加する気候変動イニシアチブ「University Climate Change Coalition(UC3)」を発足した。各大学が持つ研究リソースや知見を活用し、地元企業や自治体を巻き...
トップニュース 【アメリカ】全米アカデミーズ、電子たばこの安全性を断定できないと発表。アイコスの許認可却下 米学術機関の全米アカデミーズの会員で構成される電子たばこの安全性に関する調査委員会は1月23日、電子たばこが人体に及ぼす影響を包括的に検証した報告書「Public Health Consequences of E-Cigarettes」を発表した。電子たばこの...
トップニュース 【インドネシア】地理空間情報庁、泥炭地観測でInternational Peat Mapping Teamのシステム採用 インドネシア地理空間情報庁(BIG)は2月2日、泥炭地(Peatland)の面積や深度を測定助成プログラム「Indonesian Peat Prize」の選定先を決定、発表した。International Peat Mapping Teamが選ばれた。助成金100万米ドル(約1.1億円...
トップニュース 【国際】UNGCとPRME、ビジネススクールにSDGs観点の導入を提唱。世界38校が主導 国連グローバル・コンパクト(UNGC)とビジネススクール対象の国連責任経営教育原則(PRME)は1月23日、世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)の夕食会で、世界のトップビジネススクールに対し、ビジネスやマネジメント...
トップニュース 【アフリカ】BNPパリバ財団とビル&メリンダ財団、アフリカの気候変動適応で研究者支援プログラム創設 金融世界大手仏BNPパリバの財団、BNPパリバ財団とビル&メリンダ・ゲイツ財団は12月12日、仏マクロン大統領の支援のもと、アフリカでの気候変動適応に関する研究を支援するプログラム「ワン・プラネット・フェローシップ」を創設...
トップニュース 【国際】BNEF、発展途上国71ヶ国の気候変動対応分析報告書「Climatescope 2017」発行 英エネルギーデータ大手ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス(BNEF)は11月28日、主要発展途上国の気候変動対応を分析した年次報告書「Climatescope 2017」を発行した。同報告書が分析対象としている発展途上国71ヵ国の...
トップニュース 【国際】NASA研究者、北極や南極での融氷による都市洪水を予測するツール開発 米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所の科学者らは、11月15日付の「Science Advances」誌で、温暖化により北極や南極の氷河、氷床、氷冠が融解した際に、地球の回転と引力の影響により、どの都市に洪水などの大きな影響を及ぼ...
トップニュース 【国際】PRI、ESG投資促進のため現代ポートフォリオ理論の限界示す研究テーマ募集 国連責任投資原則(PRI)は11月13日、金融投資理論の基盤となっている「現代ポートフォリオ理論(MPT)」の限界を示す研究テーマを幅広く募集すると発表した。現代ポートフォリオ理論は1952年にハリー・マーコウィッツが発表し、同...
トップニュース 【イギリス】医学誌ランセット、気候変動と健康被害の関連性分析レポート2017年版を公表 有力医学誌ランセットが主宰し、24大学とWHO等の国際機関が健康と気候変動との関連性を分析している共同研究プロジェクト「ランセット・カウントダウン」は10月30日、2017年報告書をランセット誌に掲載し、現時点で明らかになってい...
トップニュース 【インド】仏経済学者ピケティ氏ら、広がるインドでの所得格差の実態を分析。ペーパー発表 ベストセラー本「21世紀の資本」で著名なトマ・ピケティ氏と経済学者リュカ・チャンセル氏は9月5日、新たな研究ペーパー「Indian income inequality, 1922-2014: From British Raj to Billionaire Raj」を発表した。ブラジル、ロシ...
トップニュース 【アメリカ】ブルッキングス研究所、過去10年の米国雇用環境を分析。回復には人種・性別・学歴による差 米ブルッキングス研究所のハミルトン・プロジェクトは8月4日、2007年後半に始まった世界金融危機から現在まで約10年間の米国の雇用状況とその要因を分析した報告書「就労ギャップの終結:10年間の不況と回復(The Closing of the Jo...
トップニュース 【アメリカ】全米アカデミーズ、SDGsの一つ「健康増進」に向けた官民連携の基礎的枠組みを提示 米国学術機関の統合団体である「全米アカデミーズ」を構成する全米科学アカデミー、全米技術アカデミー、米国医学研究所の3組織は7月10日、国連持続可能な開発目標(SDGs)に基づき、健康増進に向けた官民連携を構築するための基礎...