トップニュース 【ヨーロッパ】再エネ活用拡大に向け、クロスボーダーPPAへの注目上昇。特有のリスクへの注意も 持続可能な発展を目指すグローバル企業団体WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)は12月8日、欧州での二国間に跨るクロスボーダー電力購入契約(PPA)の活用推進を掲げたレポートを発表した。また欧州環境庁(EEA)も12月1...
トップニュース 【EU】欧州委、藻類産業構築でパブコメ募集。食料、燃料、素材、医薬品、肥料で幅広い可能性 欧州委員会は12月22日、藻類産業に関する新たなパブリックコメント募集を開始した。藻類産業の可能性について幅広い意見を集め、新たな産業戦略を打ち出していく考え。パブリックコメント募集の締切は1月18日。 欧州委員会は今回、
トップニュース 【ブラジル】政府、大豆生産での森林破壊を巡るグローバル企業・投資家・NGOからの追及に不満募る 食品・消費財・小売大手160社以上は12月上旬、ブラジルの大豆生産大手に対し、生物多様性に富んだブラジルのカンポ・セラード地域で、2020年以降に開拓した農地からの大豆調達を一切禁止するよう要求し、従わない場合は制裁も辞さな...
トップニュース 【アメリカ】2024年までに再エネ発電プロジェクトが約180GWに到達。共和党州でも大幅な伸長 米市場分析大手は12月末、米国での再生可能エネルギー発電の新設発電容量が、建設中のものも含め、2020年から2024年までに180GW近くにまで到達するとの予測を発表した。新型コロナウイルス・パンデミックによる経済的な混乱にもかか...
トップニュース 【国際】FIA、2030年カーボンニュートラル発表。F1レースカーも持続可能な燃料100%に転換 自動車とモータースポーツの国際業界団体・国際自動車連盟(FIA)の総会は12月17日、同団体が運営しているモータースポーツ協議で、2030年までにカーボンオフセット購入なしで、スコープ3まで含めた二酸化炭素ネット排出量ゼロ(カ...
トップニュース 【日本】東京電力HD、1.5℃目標では2050年国内再エネ電源比率57%と想定。石炭火力2%、原発31% 東京電力ホールディングスは12月21日、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)ガイドラインに基づくレポートの2020年版を発表した。 今回発表のレポートでは、
トップニュース 【中国】合縦科技、バッテリー分野で四川雅城新材料設立。EVバッテリー回収・再利用技術開発も 北京合縦科技(HeZong)は12月8日、バッテリーの研究開発・製造のための子会社・四川雅城新材料を設立したと発表した。資本金は1億元(約16億円)。電気自動車(EV)バッテリーの回収とリサイクルにも着手する。 新会社の四川雅城...
トップニュース 【韓国・台湾】SK、LG化学、現代自動車、鴻海、EVとFCVで大規模投資。急変する世界市場に焦点 韓国と台湾の製造業大手は2020年末から2021年初旬にかけ、EVとFCVの分野に急速に舵を切る新アクションの発表を実施。EVとFCVへの完全転換に尻込みする日本の自動車産業とは対照的な展開となっている。 韓国大手財閥SKグループと米...
トップニュース 【国際】機関投資家、2021年の最重要課題は「気候変動」。労働やデータセキュリティを上回る 機関投資家向けの国際アンケート調査の結果、2021年で最重要のESGテーマは、気候変動であることがわかった。労働問題やデータセキュリティを大きく上回った。 今回のアンケート調査を実施したのは、
トップニュース 【国際】2020年の世界気温平均は2016年タイ記録で最高値。産業革命前から1.25℃上昇 EUの気象情報機関コペルニクス気候変動サービス(C3S)と、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)のコペルニクス大気モニタリングサービス(CAMS)は1月8日、2020年は2016年と並び世界の気温が最も高かった年だったと発表した。産業...
トップニュース 【国際】WRI、再生可能天然ガスの市場ポテンシャルや重要論点について政策者向けペーパー発表 国際環境NGOの世界資源研究所(WRI)は12月17日、各国の政府関係者向けに、再生可能天然ガス(RNG)に関する政策ワーキングペーパーを発表した。再生可能ガスは、植物素材や家畜排泄物等をガス燃料として、二酸化炭素排出量削減効果...
トップニュース 【ドイツ】フォルクスワーゲン、ドイツでEV充電スタンド設置を拡大。2021年2000基稼働予定 自動車世界大手独フォルクスワーゲンは12月29日、ドイツで、設備容量350kWのハイパワー型を含む電気自動車(EV)充電スタンド750基を2021年に新たに設置すると発表した。現在同社は、ドイツ10ヵ所でEV充電スタンド1,200基を稼働。そ...
トップニュース 【EU】欧州委、サステナブル・スマート・モビリティ戦略発表。ゼロエミッション重視。ハイブリッド車は対象外 欧州委員会は12月9日、欧州グリーンディール政策に基づき、自動車及び交通・輸送産業戦略として「サステナブル・スマート・モビリティ戦略」を発表した。グリーンとデジタルを大幅に強化する。ハイブリッド車は戦略対象に盛り込まな...
トップニュース 【イギリス】ペプシコ、じゃがいもの皮から肥料生産。生産工程でのCO2を70%削減可能 食品世界大手米ペプシコは12月7日、英炭素回収・利用(CCU)ベンチャーCCmTechnologiesと協働し、ポテトチップス製造過程で廃棄されるじゃがいもの皮から肥料を生産することに成功した。これにより二酸化炭素排出量を大規模に削減で...
トップニュース 【国際】アマゾン、航空貨物事業で航空大手から中古航空機11機を購入。初の自前航空機保有 IT世界大手米アマゾンは1月5日、同社の航空貨物事業「Amazon Air」用に、デルタ航空とウエストジェット航空からボーイング767-300航空機を11機購入すると発表した。購入タイミングは2021年から2022年にかけて。アマゾンがついに航空...
トップニュース 【国際】PM2.5の削減で気温上昇は加速。九州大学教授が論文発表。吸収しなければ止められないという論文も 九州大学応用力学研究所の竹村俊彦主幹教授は12月10日、大気汚染対策により、人間活動により排出されるPM2.5の主要物質である硫酸塩エアロゾルの大気中濃度が減少することで、二酸化炭素排出による気温上昇は加速するとの研究論文を...
トップニュース 【フランス】エアバス、燃料電池駆動プロペラ6基搭載の新コンセプトモデル発表。研究進める 航空機世界大手仏エアバスは12月15日、2035年までに商業実用化させることを目指すゼロエミッション民間航空機のコンセプトモデル「ZEROe」で、新たな機種モデルを発表した。今回発表のモデルは、燃料電池(FC)駆動のプロペラを6基...
トップニュース 【イギリス】政府、ロンドン証取プレミアム上場企業へのTCFD情報開示義務化を最終決定。2022年から 英金融当局のFCA(金融行為規制機構)は12月21日、上場企業に対する気候関連情報開示に関する義務化ガイダンスを最終発行した。3月から10月まで実施していたパブリックコメントを結果を踏まえ内容を確定した。2021年1月1日以降の会...
トップニュース 【香港】サステナブルファイナンス合同委員会、金融機関へのTCFD開示義務化とタクソノミー導入表明 香港のサステナブルファイナンス推進のための合同委員会「Green and Sustainable Finance Cross-Agency Steering Group」は12月17日、香港のグリーン・サステナブルファイナンス戦略として、長期的な6つの重点項目と、5つの短期アク...
トップニュース 【国際】ESG議決権行使キャンペーン「Say on Climate」、ムーディーズとユニリーバが受入れ。気候変動株主提案の新風 英国のザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンド財団(CIFF)が10月に開始した上場企業への気候変動戦略情報開示を迫る国際キャンペーン「Say on Climate」に支持が集めており、新たな台風の目になりそうだ。12月14日にはユニ...