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【EU】欧州委、藻類産業構築でパブコメ募集。食料、燃料、素材、医薬品、肥料で幅広い可能性

 欧州委員会は12月22日、藻類産業に関する新たなパブリックコメント募集を開始した。藻類産業の可能性について幅広い意見を集め、新たな産業戦略を打ち出していく考え。パブリックコメント募集の締切は1月18日。

 欧州委員会は今回、世界の今後の持続可能な食糧供給のために藻類を位置づけようとしている。すでに欧州グリーンディール政策の中では、藻類を代替たんぱく質として位置づけるとともに、農業戦略「Farm to Fork」、EUのバイオエコノミー戦略、海洋戦略「Blue Economy」、EU再生可能エネルギー指令の中でも、藻類を新たな資源として認識している。

 藻類は、食物だけでなく、燃料、素材原料、肥料、医薬品としても活用が期待されている分野。EUによると、欧州には藻類産業に376社が従事しているという。

 藻類産業は、米国でも盛り上がりを見せている。エネルギー省は2020年に藻類産業研究に7,000万米ドルの予算を付け、2021年には同予算は1.1億米ドルにまで拡大する見通し。米業界団体・海藻バイオマス組織(ABO)は、連邦政府の省庁横断海藻ワーキンググループに参画するとともに、農務省も参画する形で、「Algae Center of Excellence」発足構想も上がっている。

【参照ページ】Consultation – your view on promoting EU algae production
【参照ページ】ACE
【参照ページ】Looking Back on 2020, Algae Thrived.

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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