トップニュース 【イギリス】タタケミカル・ヨーロッパ、大規模CCUプラント建設開始。年間4万t回収。総工費23億円 インド化学大手タタケミカルの英子会社タタケミカル・ヨーロッパは6月27日、英国史上最大の炭素回収・利用(CCU)プラントを建設すると発表した。英ノースウィッチにある自社の重曹製造工場に導入し、2021年から操業開始の予定。炭...
トップニュース 【イギリス】国会、2050年までのCO2排出ゼロ法案を可決。法制化したのはG7で初 英国会6月27日は、2050年までに二酸化炭素ネット排出量をゼロにすることを法定の政策目標とするため、2008年気候変動法改正法案を可決した。G7諸国の中で、2050年までの排出ゼロを法制化した国は初。今回の法制化以前の法定目標は、...
トップニュース 【イギリス】運用業界団体IA、2025年ビジョン策定。気候変動、顧客需要変化、テクノロジーが3本柱 英投資運用業界団体Investment Association(IA)は6月26日、投資運用業界の将来に向けたビジョン「2025年ビジョン」を発表した。「価値フォーカス業界への転換」「英内外の顧客需要への対応強化」「テクノロジーへの適応」の3つを...
トップニュース 【ヨーロッパ】空港業界団体、2050年までのCO2ゼロを宣言。194空港対象。カーボンオフセット使わず 欧州空港業界団体ACI EUROPEは6月26日、年次総会を開催し、2050年までに空港事業からの二酸化炭素ネット排出量をゼロにする目標「NetZero2050」を採択した。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の1.5℃特別報告書の内容に合わせ、2...
トップニュース 【日本】Eneco Holdings、CO2フリー水素生成の大幅コスト削減に成功。イオン水用いたHHOガス製法 東京に本社を置くエネルギー・スタートアップEneco Holdingsは6月25日、二酸化炭素フリーの新たな水素製造工法の開発に成功したと発表した。現在日本で主流の水素製造工法である化石燃料を原料とした水素抽出が水素1m3当たり約100円...
トップニュース 【インド】政府、2030年までに再エネ500GW導入。2022年までに大規模水力除きで175GW インド新・再生可能エネルギー省のアーナンド・クマール事務次官は6月25日、2030年までに再生可能エネルギー設備容量を新たに500GW導入すると発表した。石炭火力発電への依存度を下げ、大気汚染を削減する。中間目標として、2022年...
トップニュース 【スイス】チューリッヒ保険、1.5℃目標コミットの国際誓約に署名。化石燃料ダイベストメントも強化 世界保険大手スイスのチューリッヒ保険は6月25日、気温上昇を1.5℃未満に抑える企業誓約「Business Ambition for 1.5°C – Pledge」に保険会社として世界で初めて署名した。同時に、投融資と損害保険引受の石炭ポリシー、タールサンド...
トップニュース 【国際】2050年までのCO2排出量ゼロを掲げている国は17ヶ国。日本は2070年のためカウントされず 英エネルギー・気候変動NGOのEnergy and Climate Intelligence Unitは6月25日、現在17ヵ国が2050年までに二酸化炭素ネット排出量をゼロにする政策目標を定めていると発表した。世界全体のGDPの16%を占める。また国単位ではなくても...
トップニュース 【国際】国連、国別平和・治安ランキング2019発表。気候変動による災害リスクは日本がワースト2 国連人道問題調整事務所(OCHA)は6月12日、平和と治安に関する国別ランキングの2019年版ランキング「Global Peace Index 2019(GPI 2019)」を発表した。首位アイスランド、2位ニュージーランド、3位ポルトガル、4位オーストリア、...
トップニュース 【国際】WRI、アパレル関連企業向けCO2削減ガイダンス策定。SBTiの依頼受け。スコープ3も焦点 国際環境NGO世界資源研究所(WRI)は6月26日、科学的根拠に基づく排出目標削減イニシアチブ(SBTi)からの依頼を受け、アパレル関連企業向けの二酸化炭素排出量削減ガイダンスを策定した。WRIは、世界的に活用されている温室効果ガ...
トップニュース 【アメリカ】米NGO5団体、カルパースとカルスターズにTCFD情報開示の積極対応を要求 米環境NGO5団体は6月25日、カリフォルニア州退職年金基金(CalPERS)とカリフォルニア州教職員退職年金基金(CalSTRS)に対し、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)ガイドラインに基づく先進的な情報開示をするよう要求する...
トップニュース 【日本】政府、2030年度の乗用車燃費基準で答申。現状より30%以上改善。電気自動車等の大幅増見込む 経済産業省と国土交通省は6月25日、共同で設置した燃費基準に関する審議会で、2030年度を目標年度とする乗用車の新たな燃費基準に関する報告書を取りまとめた。今後、経済産業省と国土交通省が中心となって2019年度中に法改正等を実...
トップニュース 【国際】477機関投資家3650兆円、各国政府に気候変動1.5℃目標に沿うCO2削減目標設定を要求 機関投資家477団体は6月26日、6月28日から開催されるG20大阪サミットを前に、世界各国政府リーダーに対し、気候変動を1.5℃に抑える自主的削減目標(NDC)を策定するよう求める共同声明を発表した。現状のNDCでは、1.5℃どころか、2℃...
トップニュース 【国際】ISO、初の気候変動適応の国際規格ISO14090リリース。リスクと機会の双方 国際標準化機構(ISO)は6月25日、気候変動適応に関する初の国際規格「ISO14090」をリリースした。気候変動リスクの特定、リスクのマネジメントというリスクの側面だけでなく、気候変動適応で生じる機会面も記述している。 ISO140...
トップニュース 【オーストラリア】BHPと三菱商事子会社、CCS等のCO2削減技術開発で協働 資源世界大手豪BHPと三菱商事豪子会社Mitsubishi Developmentは6月20日、省エネや炭素回収・貯蔵(CCS)等の二酸化炭素排出量削減技術の分野で協働する覚書を交わした。今後具体的な協働分野を模索していく。BHPの国別の取引額では...
トップニュース 【EU】加盟国の2018年の乗用車・バン新車のCO2原単位排出量は増加。欧州環境機関が警告 EUの欧州環境機関(EEA)は6月24日、EU加盟国の交通分野の二酸化炭素排出量の最新動向を発表。2018年に登録新車乗用車のkm当たりの二酸化炭素排出量は120.4gとなり2年連続で増加。また登録新車バンのkm当たりの二酸化炭素排出量も初...
トップニュース 【国際】ブルームバーグ・ニュー・エコノミー・フォーラム、社会課題解決のアイデア募集。選定者には手厚い支援 金融情報世界大手米ブルームバーグ創業者マイケル・ブルームバーグ氏が2018年に発足した国際リーダーフォーラム「ニュー・エコノミー・フォーラム」は6月24日、世界中の起業家、企業経営者、学者、実務家に対し、貿易、テクノロジー...
トップニュース 【イギリス】政府、家庭用EV充電ステーションの「スマート化」を2019年7月から義務化 英マイケル・エリス運輸担当閣外相は6月24日、2019年7月1日以降、英国政府の導入支援制度「Electric Vehicle Homecharge Scheme」を活用して設置された家庭設置の電気自動車(EV)充電ステーションをすべて「スマート化」することを...
トップニュース 【オーストラリア】BHP、チリと豪の電力入札で再エネ活用が最もコスト安くできると期待 資源世界大手豪BHPは6月下旬、チリとオーストラリアの鉱区で使用する電力調達入札で、再生可能エネルギーを併用する形式が最も価格が安くできるという期待感を示した。BHPはチリだけで全社の7%の電力に相当する年間6TWhを消費してい...
トップニュース 【国際】途上国再エネ普及ファンド「Climate Investor One」、910億円の資金調達に成功 発展途上国での再生可能エネルギー普及ファンド「Climate Investor One」は6月21日、資金募集していた「Stichting Development Fund」と「Coöperatief Construction Equity Fund U.A」の双方で、合計8.5億米ドル(約910億円)の資金...