トップニュース 【国際】水産MSC、新戦略発表。国際議論進展受け、政策アドボカシーを強化。市場拡大の好機 国際漁業NGOの海洋管理協議会(MSC)は4月25日、新戦略を発表。MSC認証漁業と持続可能な漁業への転換を進める事業者を支援するため、調査と政策アドボカシー活動を強化すると表明した。海洋管理基金を拡大し、MSCへの移行プログラム...
トップニュース 【国際】PRI、「インパクトのための法的枠組み」で政府向け要約レポート発行 国連責任投資原則(PRI)は4月25日、政府機関向けに「インパクトのための法的枠組み」に関する要約レポートを発行した。2021年に発行した調査報告書「インパクトのための法的枠組み」の要点をまとめた。 【参考】【国際】財務目標と...
トップニュース 【国際】UNEP FI、持続可能な食料システム構築で金融機関に提言報告書。リスクとインパクト 国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)は4月、金融機関に向け、持続可能な食糧システムに向けた資金フローを促進するよう呼びかける報告書を発行した。政府にも金融機関向けの政策環境の整備を求めた。 国連諸機関は目下、食料...
トップニュース 【イギリス】ADM、小麦生産カーボンフットプリント算出。リジェネラティブ農業の有用性強調 穀物世界大手米ADM(アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド)傘下のADM Millingは4月26日、英国サプライチェーンでの小麦の生産に伴う二酸化炭素排出量を算出した。同様の算出は、英大手食品メーカー初。標準的な農業との比較で排出...
トップニュース 【国際】UNEP FI、TNFDパイロットプログラムの結果報告。日本6社含む42社参加。発見と課題 国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)は4月、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)開示に関する金融機関パイロットプログラムの結果をまとめた報告書を発行した。世界金融大手42社の知見と洞察をまとめた実践的ケースス...
トップニュース 【国際】コーチ、完全サーキュラー型ブランド「Coachtopia」創設。二次流通もトラッキング アパレル世界大手米タペストリー(ブランド名はコーチ)は4月20日。サーキュラーエコノミー型のサブブランド「Coachtopia」を創設したと発表した。完全サーキュラーエコノミー型を追求する。 Coachtopiaでは、
トップニュース 【国際】NGO、金融機関向けに森林破壊デューデリガイダンス発行。世界500社の格付も 英環境NGOグローバル・キャノピー、英ITのNeural Alpha、ストックホルム環境研究所(SEC)の3者は4月25日、金融機関向けに熱帯雨林破壊デューデリジェンスに関する新たなガイダンスを発行した。人権侵害リスクも内容に盛り込んだ。 ...
トップニュース 【国際】米欧英、対イラン経済制裁を続々追加発動。イランはサウジや中国に接近 米国、EU、英国の各政府は、2023年に入り、対イラン経済制裁の新規パッケージを次々と発動。一方、イラン政府とサウジアラビア政府は3月10日、中国政府の仲介により、7年ぶりに外交関係を正常化させることに合意し、北京での3カ国の...
トップニュース 【国際】SBTi、金融機関向け基準を刷新へ。短期とカーボンニュートラル目標がセット 科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)は4月28日、金融機関向けの二酸化炭素排出量短期削減目標に対する承認制度を改定するとともに、新たに金融機関向けのネットゼロ・スタンダード(FINZ)を導入すると発表した。2023年...
トップニュース 【国際】G7デジタル相会合、閣僚宣言採択。DFFT、ビジネスと人権、責任あるAI、気候変動 G7デジタル・技術相は4月29日と30日、群馬県高崎市で会合を開催し、閣僚宣言を採択した。日本からは、河野太郎デジタル担当相、松本剛明総務相、西村 康稔経済産業相が出席。デジタル分野は独立の省を持っていないG7諸国は多く、大...
トップニュース 【国際】2022年のESG債・ローン統計、8600億ドルに減少。債券市場全体が低迷。CBI報告 国際グリーンボンド基準策定NGO気候債券イニシアチブ(CBI)は4月20日、2022年の世界のサステナブルボンド・ローン(ESG債・ローン)統計を発表した。2022年は前年比24%減の8,585億米ドル(約117兆円)となった。要因についてCBIは...
トップニュース 【国際】国連環境計画、砂サステナビリティの第2弾報告書発表。砂の危機を認識すべき 国連環境計画(UNEP)は4月26日、砂資源のサステナビリティ強化に関する報告書を発表した。危機を回避するための、10の戦略的提言を示した。 砂資源は、
トップニュース 【国際】世界経済フォーラム、養殖業サステナビリティ強化に向けロードマップ提言。重要4テーマ 世界経済フォーラム(WEF)は3月3日、養殖業のサステナビリティ強化のための政策提言を含めた報告書を発表した。70以上の業界リーダーが加盟するイニシアチブ「Friends of Ocean Action」の「ブルーフード・パートナーシップ」がま...
トップニュース 【国際】ロクシタン、カーボンニュートラルでロードマップ発表。再エネ、生態系再生、取引先協働 仏化粧品大手ロクシタンは4月24日、カーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)達成に向けたロードマップを作成し、「電力消費」「責任共有」「生態系保全・再生」の3分野に注力すると発表した。 同社は、
トップニュース 【国際】IRENA、海洋エネルギー技術に関する報告書を発表。投資フェーズ毎の政策を提示 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は3月、欧州NGOのOcean Energy Europe(OEE)と協働で、海洋エネルギーソリューションへの投資を促進するための報告書を発表した。資金調達機会の不足、市場の透明性の欠如等、繰り返し指摘され...
トップニュース 【国際】SBTi、5月1日から改訂基準適用。FLAG(森林・土地・農業)目標設定要件が追加 科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)は5月1日から、改訂承認基準の適用が開始。申請フォーマットが変更となる。5月1日、古いフォーマットでの申請は却下となる。 新基準では、
トップニュース 【国際】Verra、REDDメソドロジー刷新。パブコメ募集。計画外森林破壊を算定に全面組入れ 国際的なカーボンオフセット基準管理団体米Verraは4月19日、REDD(森林減少および森林劣化による排出の削減)でのカーボンクレジット創出に関する新たな体系的なメソドロジー案を公表した。2009年以来の大規模改訂となる。 Verra...
トップニュース 【国際】Verra、ブルーカーボン手法拡大で「海洋炭素ワーキンググループ」新設。委員募集 国際的なカーボンオフセット基準管理団体米Verraは4月21日、ブルーカーボンのメソドロジー拡大で「海洋炭素ワーキンググループ」を新設すると発表した。政府、研究機関、NGO、企業等から委員を募る。応募受付は2023年6月9日まで。 ...
トップニュース 【国際】世界気象機関、2022年氷河融解が記録的と発表。CO2濃度過去最大。強い危機感 世界気象機関(WMO)は4月23日、気候変動の状況を分析した年次報告の2022年版「State of the Global Climate 2022」を発行。2021年の大気中の二酸化炭素濃度が415.7ppmで史上最高値を更新したと発表した。2022年も増加が続く見通し...
トップニュース 【国際】G7農相声明「短期施策が中長期施策を妨げてはならない」。持続可能な食料システム重要 G7農相は4月22日と23日、宮崎県宮崎市で会合を開催。最終日に共同声明と「宮崎アクション」を発表した。ウクライナ戦争による穀物、燃料及び肥料の価格⾼騰等で世界的に⾷料安全保障に与えている破壊的な影響を深く懸念すると同時に...