政府・国際機関・NGO 【国際】AIIB、環境・社会フレームワーク改定。気候ファイナンス目標、情報開示強化等を明記 アジアインフラ投資銀行(AIIB)は5月21日、環境・社会フレームワーク(ESF)を改定した。気候変動関連のファイナンスを2025年までにファイナンス総額の50%以上とすることを目標として定め、金融仲介事業での社会・環境情報開示の拡...
金融 【日本】農林中金、2030年サステナブルファイナンス10兆円目標設定。投融資CFPも2030年までに半減 農林中央金庫は5月26日、サステナビリティに関する中長期目標を発表。その中で、サステナブルファイナンスで2030年までに10兆円の新規実行を掲げた。さらに投融資ポートフォリオでのカーボンフットプリントの削減目標も定めた。 ...
政府・国際機関・NGO 【国際】ICMA、林立するタクソノミーを整理。グリーンボンド原則との整合性課題も指摘 国際資本市場協会(ICMA)は5月18日、サステナブルファイナンス分野での、気候変動関連タクソノミーの動向を俯瞰したレポートを発行した。ICMAは、グリーンボンド原則(GBP)とクライメート・トランジション・ファイナンス・ハンド...
金融 【ドイツ】ドイツ銀行、27兆円のサステナブルファイナンス目標を2023年までに達成。運用会社含まず 金融世界大手ドイツ銀行は5月20日、2023年までの2年間で、2,000億ユーロ(約27兆円)のサステナブルファイナンス目標を発表した。当初の予定から目標金額の達成年を2年前倒しした。 【参考】【ドイツ】ドイツ銀行、サステナブルファ...
金融 【ノルウェー】GPFG、ミャンマー労働権違反で福島県のハニーズホールディングスを投資除外 ノルウェー公的年金基金GPFGの運用を担うノルウェー銀行投資マネジメント部門(NBIM)の理事会は5月19日、ミャンマー問題とパレスチナ問題を理由に、3社の投資除外を決定した。双方、2020年に開催された同社のGPFGの倫理委員会で投...
金融 【国際】Investor Agenda、機関投資家向けの包括的気候アクション策定要請。今後5年で100% 機関投資家の気候変動対策推進イニシアチブInvestor Agendaは5月20日、機関投資家に対し、2050年までのカーボンニュートラル型経済を達成するための包括的投資家気候アクションプラン(ICAPs)の策定を促すドキュメントを発表した。...
政府・国際機関・NGO 【日本】政投銀、5カ年でGRIT戦略で5.5兆円投融資。ポセイドン原則にも署名 日本政策投資銀行(DBJ)は5月20日、2025年度までの中期経営計画を発表。「グリーン(G)」「レジリエンス&リカバリー(R)」「イノベーション(I)」「トランジション/トランスフォーメーション(T)」の4分野で「GRIT戦略」...
エネルギー・資源 【国際】Follow This、シェルの気候変動株主提案で30%の賛成獲得。コノコ、フィリップス66では可決勝利 エネルギー世界大手蘭ロイヤル・ダッチ・シェルは5月18日、定時株主総会を実施し、同社の取締役側が用意した「Say on Climate」議案と、環境NGOのFollow Thisによる気候変動株主提案の双方を投票にかけた。結果、取締役側の議案が圧...
金融 【日本】MUFG、ネットゼロ・バンキング・アライアンス加盟。2050年投融資CO2ゼロ 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は5月17日、日本の銀行として初めて、ネットゼロ・バンキング・アライアンス(NZBA)に加盟した。2050年までに投融資ポートフォリオのカーボンフットプリントをゼロにする。同社は4月にも石...
政府・国際機関・NGO 【国際】CDP、金融機関の気候変動リスク対策状況分析。投融資ポートフォリオでの削減不可欠 国際的な気候変動情報開示推進NGOのCDPは4月28日、CDPの2020年度回答について、金融機関の回答内容を分析したレポートを初めて発行した。分析の結果、金融機関は自社事業での排出量より、投融資カーボンフットプリントの量が700倍も...
金融 【国際】機関投資家5団体、国債の気候変動評価フレームワーク策定開始。2020年末までに完成 機関投資家の主要団体は5月14日、各国の国債の気候変動リスク・機会へのパフォーマンスを分析するプロジェクトを合同で開始すると発表した。同プロジェクトへ参加したい機関投資家の募集も同時に開始した。国債を対象とした分析を進...
政府・国際機関・NGO 【国際】ノルウェー年金NBIM、UNICEFと協働し、児童の権利・栄養イニシアチブ発足。食品企業の参加募る ノルウェー公的年金基金GPFGの運用を担うノルウェー銀行投資マネジメント部門(NBIM)は5月5日、国連児童基金(UNICEF)と協働し、食品業界を対象に、児童の権利と栄養の分野で新たなイニシアチブを発足した。食品企業からも参加を...
エネルギー・資源 【国際】JPモルガン・チェース、石油ガス、電力、自動車向け2030年カーボンフットプリント目標設定 金融世界大手米JPモルガン・チェースは5月13日、各セクターへのファイナンスでのカーボンフットプリント目標を発表した。同社は2020年10月、2030年までにグリーン・地域・開発で270兆円投融資を宣言。また、すでにファイナンスでの...
エネルギー・資源 【日本】みずほFG、石炭火力融資残高ゼロを2040年に前倒し。電力セクターポリシーも強化 みずほフィナンシャルグループは5月13日、サステナビリティアクションの強化を発表。その中で、石炭火力発電所向け融資残高削減について、2050年に残高ゼロとしていた目標を2040年に前倒しした。これにより、2040年以降に融資残高が...
政府・国際機関・NGO 【国際】「2050年カーボンニュートラルは実現可能」。再エネと水素がカギ。英シンクタンク 英環境シンクタンクNGOのEnergy Transitions Commission(ETC)は4月27日、2050年二酸化炭素ネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)の実現可能性と、今後10年間で求められるアクションを分析したレポート2本を公表。電力コスト低...
トップニュース 【日本】GPIF、東証一部上場企業対象の2020年アンケート結果を公表。機関投資家の統合報告書活用進む 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は5月12日、東証一部上場企業を対象に実施した機関投資家のスチュワード活動に関する第5回アンケートの結果を公表した。IRミーティングの変化、運用会社による統合報告書の活用状況、集団的...
エネルギー・資源 【日本】SMFG、石炭火力ファイナンス全面禁止。但し、主力4子会社のみが対象 三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)は5月12日、6月から石炭火力発電の新設及び拡張へのファイナンスを全面的に禁止すると発表した。同社は、2020年4月の発表で、超々臨界圧(USC)型の石炭火力発電についてはファイナンスを継...
政府・国際機関・NGO 【国際】経産省、環境省、金融庁、クライメート・トランジション・ファイナンスに関する基本指針策定 経済産業省、環境省、金融庁の3者は5月7日、「クライメート・トランジション・ファイナンスに関する基本指針」を策定した。3者は3月、指針案を公表し、パブリックコメント募集していた。 【参考】【日本】経産省、トランジション・...
金融 【国際】モルガン・スタンレー、2030年までにサステナビリティ分野に110兆円ファイナンス 投資銀行世界大手米モルガン・スタンレーは4月13日、2030年までに国連持続可能な開発目標(SDGs)の目標達成に資するサステナビリティ分野に1兆米ドル(約110兆円)をファイナンスすると発表した。 今回の発表のうち、
金融 【国際】BNPパリバ、生物多様性コミットメント発表。2025年までに全投融資先を生物多様性で評価 金融世界大手仏BNPパリバは5月4日、生物多様性保全に関する新たなコミットメントを発表した。同社はすでに気候変動や森林保全の分野でアクションを打ち出しているが、生物多様性の観点からも投融資を通じたアクションを加速させる。...