ノルウェー公的年金基金GPFGの運用を担うノルウェー銀行投資マネジメント部門(NBIM)は5月5日、国連児童基金(UNICEF)と協働し、食品業界を対象に、児童の権利と栄養の分野で新たなイニシアチブを発足した。食品企業からも参加を募り、児童の栄養に関する機会とリスクの評価を行う。
NBIMとUNICEFは、2017年に提携。従来は、アパレル企業を対象に、児童の権利保護の分野でアクションを起こしてきた。2020年には、アパレル・サプライチェーンでの児童の権利を保護するためのガイダンスを発行。そして今回、企業事例をまとめたレポートも発行した。今回さらに、活動領域を食品業界にも広げる形となった。
今回の児童の権利・栄養イニシアチブは、NBIMの投資先企業に対し自発的な参加要請を行う。NBIMは、年金積立金管理運用独立行政法人(GPFG)に次ぐ世界第2位の年金基金であり、投資先企業は世界中に幅広い上場企業に及んでいる。今後2年をかけ、ワークショップを4回実施し、ガイダンスを作成する。
【参照ページ】New initiative on children’s rights and nutrition
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