商社・物流 【イギリス】テスコ、冷蔵貨物の鉄道輸送でDRSと協働。トラック輸送から転換、CO2排出量大幅削減 英小売大手テスコは12月16日、英鉄道ダイレクト・レール・サービス(DRS)と協働し、英国での冷蔵貨物の鉄道輸送を開始すると発表した。区間は、イングランド・ティルベリーからスコットランド・コートブリッジまで。DRSの88形電気...
商社・物流 【国際】ユナイテッド航空、燃料電池航空機開発ゼロアビアに出資。最大100台のエンジン購入も 水素燃料電池航空機開発スタートアップの米英ゼロアビアは12月13日、リージョナル・フライト用の2MWから5MWのゼロエミッション・パワートレイン・システムの開発のため、新たに3,500万米ドル(約40億円)の資金調達を行ったを発表し...
商社・物流 【アメリカ】ユニオン・パシフィック、2050年スコープ3含むカーボンニュートラル宣言。燃費改善やエンゲージメント強化 米貨物鉄道大手ユニオン・パシフィックは12月6日、鉄道業界への新たなリスクとアプローチを説明した同社初の包括的な気候アクションプランを発表。2050年までにスコープ3を含むバリューチェーン全体でカーボンニュートラル(二酸化...
商社・物流 【EU】欧州委、交通・輸送のグリーン・デジタル化で具体的な政策発表。公共交通機関や徒歩・自転車を重視 欧州委員会は12月14日、欧州グリーンディール戦略に基づき、モビリティのカーボンニュートラル化とデジタル化を進める4つの政策の柱を発表した。鉄道や内陸水路の強化や、EV充電ステーションや水素補給ステーション等のインフラの整...
商社・物流 【日本】日本郵船、バッテリーハイブリット型の船舶設計最適化や液化CO2輸送船の開発に着手 日本郵船と同社子会社のMTIは12月2日、米国船級協会(ABS)、船舶用主機関設計ウインターツールガスアンドディーゼル(WinGD)と協働し、船舶用主機関のバッテリーハイブリッドシステムを活用し、船舶設計を最適化するための共同研...
エネルギー・資源 【日本】ユーグレナとJRTT、内航船舶でのサステオ利用実証を宇品港で実施。可能性広がる ユーグレナと独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)は11月12日、瀬戸内海汽船と西日本旅客鉄道(JR西日本)と連携し、広島市の宇品港で、次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」を用いた観光型高速クルーザー「SEA S...
商社・物流 【国際】国連4機関、パンデミックでの国際物流労働者の保護とサプライチェーン確保で検討グループ発足 国際労働機関(ILO)、世界保健機関(WHO)、国際民間航空機関(ICAO)、国際海事機関(IMO)は12月13日、新型コロナウイルス・パンデミックが世界の物流労働者とグローバルサプライチェーンに与える影響を検討するための共同行動グ...
商社・物流 【アメリカ】ユナイテッド航空、史上初の100%SAF使用の乗客フライト成功。片側エンジン 航空世界大手米ユナイテッド航空は12月1日、片側エンジンで持続可能なジェット燃料(SAF)を100%搭載したでの乗客フライトを史上で初めて成功させた。乗客数は100人以上。機体はボーイング737MAX8。シカゴ・オヘア国際空港からワシ...
エネルギー・資源 【ヨーロッパ】ネステ、エアバス等、100%SAFでの旅客機運航成功。世界初。燃費効率も高く フィンランド石油化学大手ネステは11月29日、両エンジンで100%持続可能な航空燃料(SAF)を活用した世界初の旅客機運航実証プロジェクト「代替燃料の二酸化炭素排出量と気候変動インパクト(ECLIF3)」の結果を発表した。航空燃料に...
商社・物流 【国際】航空20社、短距離路線で2030年から次世代航空機採用へ。長距離路線も今後視野 世界の航空20社は11月10日、気候変動緩和のため、電動、水素駆動、ハイブリッド航空機の新技術を活用を進めることにコミットした。特に、短距離フライトで優先的に新技術の導入を進める。 今回の宣言に署名したのは、
商社・物流 【日本】商船三井等、水素燃料船の共同開発へ。成功したら世界初の外航・内航大型船用エンジン 商船三井、商船三井ドライバルク、ジャパンエンジンコーポレーションの3社は11月9日、ジャパンエンジンコーポレーションが開発する舶用低速2ストローク水素燃料エンジンを、商船三井及び商船三井ドライバルクが運航する船に搭載し、...
商社・物流 【国際】30ヶ国政府、世界中でのゼロエミッション車アクセス拡大で合意。新興国からも 英政府は11月10日、第26回国連気候変動枠組条約グラスゴー締約国会議(COP26)の場で、30ヶ国政府が、ゼロエミッション車への手頃な価格でのアクセス及びサステナビリティが2030年までに全地域で実現することを目指すことで合意した...
商社・物流 【国際】14ヶ国政府、国際海運での2050年カーボンニュートラルで結束。日本は参加せず 14ヶ国政府は11月1日、2050年までに国際海運のカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)目標を支持し、国際海事機関(IMO)との交渉で結束すると宣言した。日本政府は参加していない。 今回の宣言は、
商社・物流 【アメリカ】ユナイテッド航空、世界初の100%SAFフライトに成功。CO2を75%減 航空世界大手米ユナイテッド航空は11月1日、純度100%の持続可能な航空燃料(SAF)を使用したフライトを世界で初めて成功させた。同社は、2050年までに、カーボンオフセットなしでカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ...
商社・物流 【日本】日本郵船、アンモニア燃料船開発を主導。2026年度の就航目指す。NEDOプロジェクト 日本郵船、ジャパンエンジンコーポレーション、IHI原動機、日本シップヤード、日本海事協会の5者は10月26日、12月からアンモニア燃料船の共同開発を開始すると発表した。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノ...
IT・ビジネスサービス 【中国】政府、カーボンニュートラル政策で具体策表明。石炭・石油消費削減。2060年に非化石が8割超 中国共産党中央委員会と国務院は10月24日、カーボンニュートラルの実現に向けた意見を表明した。日付は9月22日付だが、新華社通信が10月24日に掲載した。中国政府は、2060年カーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)、20...
商社・物流 【国際】海運荷主企業の2040年海運カーボンニュートラル・イニシアチブcoZEV発足。9社が初期加盟 米シンクタンクのアスペン研究所は10月19日、海運荷主企業向けの2040年までの海運カーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)イニシアチブ「Cargo Owners for Zero Emission Vessels(coZEV)」を発足した。グローバル大手...
エネルギー・資源 【イギリス】政府、ネットゼロ戦略発表。2035年までに全電力で脱炭素化。農業イノベーションも 英ボリス・ジョンソン首相は10月19日、英国の新たなカーボンニュートラル政策「ネットゼロ戦略」及び不動産エネルギー戦略「熱・不動産戦略」の2つを発表した。2020年11月に発表した「10ポイントプラン」をさらに具現化。11月から始...
商社・物流 【日本】三菱商事、エネルギー転換で2030年度までに2兆円投資。スコープ1・2でカーボンニュートラルも 三菱商事は10月18日、スコープ1とスコープ2での2050年カーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)と、2030年度までの2兆円のエネルギー・トランスフォーメーション投資を発表した。 二酸化炭素排出量では、関連会社のス...
商社・物流 【国際】米航空業界団体、2050年カーボンニュートラル宣言。CO2測定手法も開発。ANAもSAF利用促進 全米ビジネス航空協会(NBAA)は10月12日、2021年ビジネス航空大会・展示会(NBAA-BACE)の場で、2050年カーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)を宣言した。航空業界では、英航空業界団体UK Sustainable Aviation coal...