トップニュース 【国際】中西部太平洋まぐろ類委員会、太平洋クロマグロ漁獲枠に漁獲制御ルールを導入 中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の年次会合が12月3日から12月7日までフィリピンのマニラで開催され、漁獲制限されている太平洋クロマグロに関し、資源量に応じて漁獲枠を調整できる規制緩和を行うことでまとまった。またメバチ...
トップニュース 【国際】漁業認証MSC、世界漁業水揚量に占める割合が12%に向上。今後も増加見込み 国際漁業NGOの海洋管理協議会(MSC)は10月18日、2017年度の年次報告書を発表。今年はMSC創設20週年。年次報告書には、20年間の道のりと今後の展望に関する内容も盛り込んだ。 (出所)MSC MSC認証には、漁業事業者が対象の「漁...
トップニュース 【国際】世界保険大手16社、IUU漁業への保険提供拒否を宣言。海洋資源を保護 保険世界大手英アクサ、英ゼネラリ、独アリアンツの米損害保険子会社Allianz Global Corporate & Specialty、独Hanseatic Underwriters、英Shipowners’ Clubは10月6日、持続可能な海洋保険に関する業界初の共同声明署名活動を...
トップニュース 【オーストラリア】西オーストラリア州の真珠生産協会、真珠では世界初となるMSC認証取得 国際漁業NGOの海洋管理協議会(MSC)は9月6日、オーストラリア真珠生産者協会(PPA)が真珠貝漁業としては世界初となるMSC認証を取得したと発表した。SCSグローバル・サービスが認証審査を行った。 オーストラリア真珠生産者協会...
トップニュース 【国際】中西部太平洋まぐろ類委員会、2034年までの太平洋クロマグロ資源回復量目標で合意 中西部太平洋地域のマグロ管理を協議する国際機関の中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)は、8月28日から9月1日まで韓国・釜山で「第13回北小委員会」を開催。クロマグロの資源回復の見通しに応じて漁獲枠を増減させる新ルールの導...
トップニュース 【タイ】ツナ缶世界最大手タイ・ユニオン、持続可能な生産に向けたアクションプラン発表 ツナ缶世界最大手タイ・ユニオンは7月11日、持続可能なツナ缶製造に向けたアクションプランを発表した。同社は、John West、Chicken of the Sea、Petit Navire、Nareblu、Sealectのブランドを展開しており、世界市場シェア20%。漁業...
トップニュース 【国際】漁業認証MSC、認証のインパクト測定報告書を発表。水産資源量改善に寄与 国際漁業NGOの海洋管理協議会(MSC)は6月1日、MSC認証のインパクトを分析した年次報告書「Global Impacts Report 2017」を公表した。同報告書の発行は今年が5回目。今年はMSC設立20週年に当たり、20年間の活動とインパクトについて...
トップニュース 【国際】漁業認証MSC、海藻基準や餌混入基準、労働慣行など新6プログラムについて意見募集 持続可能な漁業を推進しているNGO海洋管理協議会(MSC)は3月15日、MSCが2017年に実施するプログラム内容について、幅広いステークホルダーからの意見募集を開始した。締切は4月30日。MSCは国際的な漁業認証(MSC認証)を発行してい...
トップニュース 【日本】水産庁、今期から太平洋クロマグロの漁獲上限値制度を開始。警報が続々発令 水産庁が太平洋クロマグロ小型魚の漁獲制限を進めている。12月16日に日本海西部ブロックに操業自粛要請、1月17日に太平洋南部・瀬戸内海ブロックにも操業自粛要請が発令された。また、1月5日には太平洋北部ブロックに対し警報を発出...
トップニュース 【北米】米加首脳、北極圏での石油ガス採掘禁止、海洋保護、先住民支援で共同宣言発表 米オバマ大統領とカナダのトルドー首相は12月20日、「北極リーダー共同宣言」を発表し、北極圏の産業と生態系を両立させる取組を開始したことを発表した。科学的根拠に基づく石油・ガス産業へのアプローチ、科学的根拠に基づく漁業...
トップニュース 【タイ】タイ・ユニオン、2020年までにまぐろ調達75%でMSC認証並み基準を取得すると宣言 水産加工世界大手、ツナ缶世界最大手のタイ・ユニオン・グループ(タイ・ユニオン)は12月13日、2020年までに同社のまぐろ調達75%以上で持続可能な漁業認証を取得した漁業事業者から調達することを宣言した。さらに将来同割合を100%...
トップニュース 【国際】持続可能な漁業「MSC認証」取得事業者が世界で増加。日本を含むアジア地域は依然少ない 漁業の持続可能性を高める活動を展開している国際NGOの海洋管理協議会(MSC)は10月12日、年次報告書「Annual Report 2015-16」発表、同NGOが提供する「MSC認証」が順調に世界の漁業に普及していることを発表した。MSC認証には漁業...
トップニュース 【国際】サンゴ礁は2030年までに90%絶滅の危機。ユネスコ委員会報告書 UNESCO(国連教育科学文化機関)の政府間海洋学委員会(IOC)は7月14日、世界の公海及び大規模海洋生態系(LME)で海洋資源が大きな危機に瀕しているとする調査結果を発表した。世界の6割のサンゴ礁は地域社会によって絶滅の危機が...
トップニュース 【イギリス】ウェイトローズ、テスコ、マグロ製品のMSC認証取得を強化 イギリスの大手スーパーマーケットチェーンが持続可能な漁業の導入を拡大している。4月29日、大手スーパーマーケットチェーンのテスコが、すでに実施している持続可能な漁法で獲られたマグロの販売を強化すると発表した。次いで5月6...
トップニュース 【イギリス】マークス&スペンサー、2021年からサプライヤー全漁船に認証義務づけ 小売英国大手のマークス&スペンサーは4月19日、水産漁業のサプライチェーンにおける労働慣行や環境への改善を行うために、全ての取引先漁船に対して責任ある漁業スキーム(RFS)による認証を2021年までに受けることを要請する...
体系的に学ぶ 【食糧】持続可能な漁業と水産資源管理 〜日本の食卓から魚はなくなるのか?〜「日本の食卓から魚がなくなる」説 近頃、耳にすることが多くなった「水産資源の危機」。日常生活の中であまり実感することがないというのが正直なところかもしれませんが、実際今後どうなっていくのか。今年6月、日本財団が、ブリ...
トップニュース 【国際】持続可能な漁業への転換で、漁業市場は10年以内に年間510億米ドル拡大可能 今、世界では約30億人が魚介類を主要な蛋白源としており、約2億6千万人の人々が漁業関連の仕事で生計を立てている。食料と仕事の確保だけでなく、漁業関連市場は世界のGDPに占める割合も大きいものの、乱獲の影響などにより漁業を取...