トップニュース 【国際】地球環境ファシリティ、17カ国に対し電気自動車導入政策立案を支援。予算規模36億円 国連の環境政策ファンドの一つ地球環境ファシリティ(GEF)は12月6日、電気自動車(EV)の普及を推進するためのプログラム「Eモビリティ・プログラム」を発足したと発表。発展途上国17ヵ国政府に対し、大気汚染と化石燃料への依存度...
トップニュース 【国際】IUCN、絶滅危惧レッドリスト更新。気候変動が生態系に甚大な悪影響。ジュゴンもIAに 国際環境NGOの国際自然保護連合(IUCN)は12月10日、絶滅危惧種をリストアップした「IUCNレッドリスト」を更新した。評価対象は11万種超。今回新たに1,840種が追加され、絶滅危惧種指定は合計30,178種となった。 IUCNは、レッドリ...
トップニュース 【アジア】Solactive、アジア発行サステナブルボンドを対象とした世界初インデックス発表。米ドル建て 独インデックス開発大手Solactiveは12月10日、ESGコンサルティングの香港カーボン・ケア・アジア(CCA)と協働で、アジア地域発行のグリーンボンド、ソーシャルボンド、サステナビリティボンドを対象とした債券インデックス「Solact...
トップニュース 【国際】世界銀行、各国向けカーボンプライシング導入支援基金PMIを2020年7月に開始。世界半数が導入検討 世界銀行の市場メカニズム実施基金(PMI)は12月8日、各国でのカーボンプライシング(炭素価格制度)導入を支援するためのプログラムを2020年7月に開始すると発表した。カーボンプライシングは、気候変動緩和のための二酸化炭素排出...
トップニュース 【国際】WMO、食料安全保障のために気候変動情報サービスの必要性強調。特に途上国で大きな課題 世界気象機関(WMO)は12月3日、気候変動情報サービスが農業や食料安全保障に与える影響を分析したレポート「2019 State of Climate Services」を発表した。気候変動関連情報サービスが農業や食料安全保障に大きな利益をもたらし、...
トップニュース 【国際】石油・セメント大手88社が1880年以降の海洋酸性化の半分に原因。論文発表 科学者の国際環境NGO「科学者NGOの憂慮する科学者同盟(UCS)」の科学者らは12月11日、海洋酸性化と化石燃料関連企業の事業活動の関連性を定量的に研究調査した査読付き論文「Attributing ocean acidification to major carbon prod...
トップニュース 【国際】国連砂漠化対処条約、中国・銀川市に国際砂漠化対処ナレッジマネジメントセンター発足 国連砂漠化対処条約(UNCCD)事務局は12月5日、中国・寧夏回族自治区の銀川市に、国際砂漠化対処ナレッジマネジメントセンターを発足した。 今回の開所は、UNCCD事務局と中国政府との覚書に基づくもの。砂漠化や旱魃、土地劣化に...
トップニュース 【国際】気候変動1.5℃コミットへの署名企業が177社に大幅増。日本企業は未だわずか3社のみ 国連グローバル・コンパクト(UNGC)、SBTi(科学的根拠に基づく目標イニシアチブ)、We Mean Businessの3者は12月10日、世界の気温上昇を1.5℃に留めることを目指し、2050年までに二酸化炭素ネット排出量ゼロへとするための科学的根...
トップニュース 【国際】CDP、2019年サプライチェーン報告書を公表。日本は11社・機関が参加。環境リスク額も算出 国際的な気候変動情報開示推進NGOのCDPは12月9日、サプライチェーンプログラムの今年度報告書「サプライチェーン報告書」を公表した。CDPの報告書は、従来からのCDPプログラムである「気候変動」「ウォーター(水)」「フォレスト(...
トップニュース 【国際】機関投資家631機関4000兆円、COP25で政府にパリ協定遵守要請。現状のアクションでは不十分 機関投資家世界大手631機関は12月9日、国連気候変動枠組条約第25回マドリード会議(COP25)の場で、各国政府に対し、気候変動対応へのアクションを一段と強化するよう要請する共同書簡を発表した。631機関の運用資産総額は37兆米ド...
トップニュース 【国際】WPS、水資源起因の社会紛争予測ツール開発。機械学習活用。イラク、イラン、マリ等 オランダ外務省と6研究機関で構成する国際イニシアチブ「Water, Peace and Security(WPS)」は12月5日、水資源に起因して生じる社会紛争を予測するツール「Global Early Warning Tool」を発表。致命的な課題化を未然に防ぐことを目...
トップニュース 【国際】バンクトラック、銀行大手50社の人権ランキング発表。首位ABNアムロ。日本4社非常に低い 金融機関の環境・社会影響を監視する国際NGOバンクトラックは11月26日、金融機関における人権対応ランキングを示したレポートを発表した。国連ビジネスと人権に関する指導原則(UNGP)確立から10年近く経った現在でも、金融機関は人...
トップニュース 【国際】気候変動で珊瑚礁の消失リスクは世界で90%超。観光業と漁業に巨大な経済損失。WRIレポート 14ヵ国で構成する2018年発足の「持続可能な海洋経済の構築に向けたハイレベル・パネル」は12月5日、気候変動による珊瑚礁の消失により、観光業や漁業が大きなダメージを受けると分析したレポートを発表。観光業に大きく依存する環礁...
トップニュース 【国際】S&P、グリーンボンドの評価対象セクター拡大。農林業、廃棄物も。コジェネ等も対象に 信用格付世界大手米S&Pグローバル・レーティングは12月4日、グリーンボンドの外部レビュー及びセカンドオピニオン提供サービス「グリーン評価」の対象を拡大したと発表した。農業、林業、廃棄物でもセカンドオピニオンを提供で...
トップニュース 【国際】プロボノ大手Taproot財団、プロボノ提供が金額換算で220億円を突破。時給価値は2万円に到達 米プロボノ提供大手Taproot財団は12月4日、NGO等の社会セクターに対するプロボノ提供が、金額換算で累計2億米ドル(約220億円)を突破したと発表した。 同財団は2001年に設立。プロボノを、従来の労働力を提供するボランティアと...
トップニュース 【国際】CO2削減進まなければ、2100年に世界人口72億人が食料の状況悪化。パリ大学研究者ら論文 パリ大学の研究者らは11月27日、気候変動が今後の世界の農業及び漁業の生産性に及ぼすインパクトを分析した論文を発表した。世界の平均気温が、2100年に2.6度から4.8度上昇する「RCP8.5」シナリオの下では、2100年に農業・漁業の状...
トップニュース 【国際】CDP、自動車大手25社の低炭素経営度ランキング発表。上位欧州勢、日本企業は中盤以下 環境情報開示を推進する国際NGOのCDPと、ビジネスの国連持続可能な開発目標(SDGs)推進国際NGOのWorld Benchmarking Alliance(WBA)は12月6日、自動車メーカー大手25社の低炭素戦略を評価したランキングを発表した。日本の自動車...
トップニュース 【国際】CBI、気候債券基準認証取得のグリーンボンド・ローンが累計11兆円を突破。国債・機関債・社債 グリーンボンド基準策定の国際NGO英気候債券イニシアチブ(CBI)は12月5日、同NGOの「気候債券基準(CBS)」認証を取得したグリーンボンド及びグリーンローンの調達額が累計1,000億米ドル(約11兆円)を突破したと発表した。発行体...
トップニュース 【国際】環境NGO、石炭火力発電新設企業への投融資等ランキング発表。日本メガバンク3行が上位独占 独環境NGOのUrgewaldと蘭環境NGOのバンクトラックは12月5日、石炭火力発電所の新設を計画している企業に投融資または債券引受している銀行、投資銀行、機関投資家のランキングを発表した。Urgewaldは、石炭関連企業データベース「Gl...
トップニュース 【国際】GRI、納税に関するスタンダード「GRI 207」制定。国毎の利益・納税額開示を導入 サステナビリティ報告国際ガイドライン策定GRIは12月5日、GRIスタンダードで、「税」に関する新たなスタンダードを決定し、発表した。案を2018年12月に発表し、3月までパブリックコメントを募集。今回、最終的に「GRI 207:税」とし...