政府・国際機関・NGO 【国際】EICC、強制労働撲滅のための「責任ある労働イニシアチブ」設立。幅広い業界に加盟呼びかけ 電子業界のサステナビリティ向上イニシアチブEICC(電子業界行動規範)は6月26日、強制労働との訣別を目指す「Responsible Labor Initiative(責任ある労働イニシアチブ)」を設立した。 EICCは、最新版の行動憲章「EICC行動規範5...
製造業 【アメリカ】HP、サプライヤーのCO2削減とスキル開発で目標設定。ハイチでのプラスチックゴミも再利用 電子機器世界大手米HPは6月14日、2016年度のサステナビリティ報告書「Sustainability Report」の中で、サプライチェーンの社会・環境インパクトを改善する新たな目標を発表した。 2025年までに、1次サプライヤーと製品輸送からの二...
製造業 【国際】WWF、再利用原材料利用の活性化に向けた新たなビジョンを発表。米企業も複数賛同 国際環境NGO世界自然保護基金(WWF)は6月12日、リサイクル・リユース製品を利用に関する新たなビジョン「The Cascading Materials Vision」を発表した。同ビジョンには、廃棄物を削減し、産業界全体でリサイクル原料やリユース材料...
商社・物流 【日本】パナソニック、宅配ボックス設置実験で再配達率が大幅に減少。CO2削減、労働時間削減効果も パナソニックは6月8日、2016年12月から2017年3月末まで日本郵便、ヤマト運輸、福井県あわら市と共同で実施してきた宅配ボックス実証実験の最終結果を公表した。宅配ボックス設置により再配達率が49%から4ヶ月平均で8%に減少。それに...
政府・国際機関・NGO 【国際】CFSI、紛争鉱物報告テンプレートを更新。CMRT5.01を公開 紛争鉱物に関する国際ガイドライン制定Conflict-Free Sourcing Initiative(CFSI)は6月21日、最新の紛争鉱物報告テンプレートとなるCMRT 5.01を公開した。同テンプレートは紛争鉱物フリーの原材料調達を可能にするためのサプライチ...
エネルギー・資源 【国際】ヒューマン・ライツ・ウォッチ、カナダ政府に独立オンブズマン制度の導入を要求 国際人権NGOヒューマン・ライツ・ウォッチは6月1日、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)の「ビジネスと人権」ワーキンググループの場で、カナダの資源採掘が引き起こしている人権侵害問題についての報告を行った。ヒューマン・ライ...
製造業 【ドイツ】BASF、素材トレンドブックを公開。注目はモルフォロジーとマインドフルネス 化学世界大手BASFは5月29日、化学素材の世界的な業界トレンドをまとめたレポート「Material selection 17/18」を発表した。同レポートの発表は今年で2回目。レポートは、一般公開はされず、BASFの現顧客や潜在顧客にのみ公開された...
製造業 【カナダ】GreenMantra、プラスチック廃棄物からポリプロプレンワックスを生成する技術を開発 化学ベンチャー企業のカナダGreenMantra Technologiesは5月24日、廃棄プラスチックから合成ポリプロピレンワックスを生成する新たな技術を開発したと発表した。GreenMantra Technologiesは、廃棄プラスチックをリサイクルし工業用油...
製造業 【アメリカ】P&G、3M等、米国東部のサステナブル林業で新たなイニシアチブ発足 米国森林財団(AFF)、P&G、3M、インターナショナル・ペーパー・カンパニーの4者は5月23日、森林保護の新たなイニシアチブ「Carolinas Working Forest Conservation Collaborative」を立ち上げたと発表した。ノースカロライナ...
エネルギー・資源 【日本】日本企業11社、水素ステーションの普及に向け新会社設立で覚書 日本の自動車メーカー、エネルギー企業、金融機関等11社は5月19日、オールジャパンでの協業により燃料電池自動車(FCV)普及に向けた水素ステーションの本格整備を目指し新会社を年内に設立する覚書を締結した。覚書に参加したのは...
エネルギー・資源 【国際】トムソン・ロイター、CO2排出量世界トップ企業100社を公表。削減への道筋を提案 金融情報世界大手トムソン・ロイターは5月17日、二酸化炭素排出量世界トップ100社の排出量と、排出量を削減し業績を向上させる道筋を示したレポート「Global 100 Greenhouse Gas Performance: New Pathways for Growth and Leadersh...
製造業 【日本】IHI、パームヤシ空果房を利用した火力発電燃料の実証実験開始。石炭火力の存続図る IHIは4月26日、東南アジアに多く存在するパームヤシの空果房(EFB: Empty Fruit Bunch)を火力発電の燃料に転換する商用実証実験を開始すると発表した。今後、マレーシアで稼働中のテストプラントを拡張した実証実験を行い、2017年...
製造業 【インドネシア】FSC理事会、紙パルプ世界大手APPとの提携再開を条件付きで承認 森林保護を推進している国際NGOの森林管理協議会(FSC)の理事会は4月6日、提携解消状態にある紙パルプ世界大手アジア・パルプ・アンド・ペーパー(APP)グループについて、同社との提携再開に向けたロードマップを条件付きで承認し...
製造業 【オランダ】フィリップス、金利がサステナビリティ目標達成度に応じて変動する融資で16銀行と合意 総合電機大手オランダのフィリップスは4月19日、金利が同社のサステナビリティ目標の毎年の達成状況に応じて変動する10億ユーロの回転信用枠(リボルビングローン)を設定することで、16銀行と合意に達したと発表した。回転与信枠と...
製造業 【アメリカ】米国トヨタ、水素燃料電池大型トレーラー実証実験を今夏からロサンゼルスで実施 トヨタ自動車の米国統括法人トヨタ・モーター・ノース・アメリカ(TMNA)は4月19日、今夏から米ロサンゼルス港で、水素燃料電池を搭載した大型トレーラー実証実験「Project Portal」を開始すると発表した。カリフォルニア州大気資源...
製造業 【アメリカ】アップル「2017年環境進捗報告書」発表。製品生産100%リサイクル利用の長期方針発表 米アップルは4月10日、2016年度の環境改善進捗状況をまとめた「環境責任:2017年度進捗報告書(Environmental Responsibility 2017 Progress Report)」を発表した。アップルは、この報告書の中で、製品生産を再利用部品やリサイク...
商社・物流 【国際】ESG評価機関ドイツoekom、ESG評価状況の報告書発表。各業界3位以内に入った日本企業4社 ドイツESG評価期間大手oekom researchは4月5日、世界全体の企業のサステナビリティ報告に関する状況をまとめた報告書「コーポレート・レスポンシビリティ・レビュー」の2017年版を発表した。同社は2009年から同報告書を発表しており...
製造業 【日本】リコー、2050年までにCO2排出量ゼロの目標設定。日本企業初RE100加盟 リコーは4月21日、新たな中期経営計画のスタートにあたり、中長期的な環境目標を設定したことを発表した。リコーは、2000年代の日本の環境経営を牽引してきた企業の1つ。同社の桜井正光元会長は、脱炭素経営を推進する日本企業の連...
製造業 【日本】東邦テナックス、三島事業所での自家発電を石油火力からガス火力に転換 帝人子会社で炭素繊維大手の東邦テナックスは4月3日、国内の主要製造拠点である三島事業所での自家発電を、石油火力発電からガス火力発電所に切り替えた。従来は重油を燃料としていたが、二酸化炭素排出量を削減するため、今後は排...
製造業 【ヨーロッパ】自動車大手10社、持続可能性推進パートナーシップ「DRIVE Sustainability」を発足 世界大手自動車メーカー10社は、環境と社会双方の分野で自動車業界のサステナビリティを推進するための新たなパートナーシップ「DRIVE Sustainability」を発足した。発起人として提唱したのはCSRコンサルティング企業のCSR Europe。...