世界大手自動車メーカー10社は、環境と社会双方の分野で自動車業界のサステナビリティを推進するための新たなパートナーシップ「DRIVE Sustainability」を発足した。発起人として提唱したのはCSRコンサルティング企業のCSR Europe。参画する企業は、トヨタ自動車の欧州法人「トヨタモーターヨーロッパ」、本田技研工業、BMWグループ、フォルクスワーゲングループ、ダイムラー、ジャガーランドローバー、ボルボグループ、中国浙江吉利グループ傘下のボルボ・カーズ、オペル/ボクスホール、スカニア。このうち、BMWグループ、フォルクスワーゲングループ、ボルボグループ、ボルボ・カーズ、スカニアの5社がリード・パートナーを務める。
このパートナーシップは、CSR Europeが以前から組成してきた「サプライチェーン・サステナビリティに関する欧州自動車ワーキンググループ」での活動がベースとなっている。新たにスタートする「DRIVE Sustainability」では、自動車業界のサプライチェーン全体においてサステナビリティを推進するため、各社の調達購買の中にサステナビリティを統合させることを目指す。
第1弾の活動として、2017年中にトルコ、インド、スペイン、ハンガリー、イタリアのサプライヤーを対象とした共通トレーニング等を実施していく予定。活動内容には、環境、労働慣行に主眼を置く。
【参照ページ】10 of the biggest world automakers partner to launch ‘DRIVE Sustainability’
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