トップニュース 【EU】欧州環境庁、EUの包括環境評価SOER 2020発表。アクションが大幅に不足。政策加速要請 EUの欧州環境庁(EEA)は12月4日、EUの包括的な環境動向をまとめた報告書「European Environment – state and outlook 2020(SOER 2020)」を発行した。SOERはEEAが1995年以来5年毎に発行している報告書で、SOER 2020は第6版...
トップニュース 【ノルウェー】DNV GL、液化石油ガス(LPG)燃料船にClass Notation付与。低炭素海運を推進 ノルウェー認証大手DNV GLは12月3日、液化石油ガス(LPG)燃料船に対し、船舶に付与される証明書「Class Notation」を発行することを決定したと発表した。DNV GLは、国際船級協会連合(IACS)に加盟する船級協会。船級協会は、造船...
トップニュース 【インド】最高裁、全州政府に対し、大気汚染と水質汚染の責任を追及。国民への賠償責任を義務化 インド最高裁判所は11月25日、インド州政府に対し、大気汚染及び水質汚染が適正値を上回った場合に州民に対し賠償請求を義務付ける判決を下した。インドでは、全土で大気汚染と水質汚染が深刻化しており、肺疾患等の疾病者や死亡者...
トップニュース 【オランダ】政府、最高速度100km以下制限や肥料窒素含有率制限へ。EU基準上回る大気汚染対策 オランダのマルク・ルッテ首相は11月13日、窒素化合物(NOx)による大気汚染防止のため、全国で自動車最高速度100km以下に引き下げる緊急方針を表明した。オランダでは各数年間、NOxがEU基準を上回っており、大気汚染が問題となって...
トップニュース 【韓国】大統領諮問機関「3月までに石炭火力27基閉鎖すべき」。深刻化する大気汚染への対策 韓国文在寅大統領の直属の諮問機関「国家気候大気汚染会議」は9月30日、冬季の大気汚染を減らすため、韓国内の石炭火力発電を12月から2月までに14基、3月までに27基を閉鎖すべきとの提言を発表した。同機関の議長は、潘基文・前国連...
トップニュース 【アメリカ】EPAとDOT、カリフォルニア州の新燃費規制案を連邦法違反と警告。即刻撤回要請 米環境保護庁(EPA)と米運輸省(DOT)は9月6日、カリフォルニア州大気資源局(CARB)に対し書簡を送り、同州が導入を進める新たな自動車燃費規制案が米連邦法に違反しており、訴訟に発展しかねないと通知した。 【参考】【アメリカ...
トップニュース 【アメリカ】EPA、石油・天然ガス企業のメタンガス漏出規制を緩和。短期的な国内経済推進施策 米環境保護庁(EPA)は8月29日、石油・天然ガス企業に対する大気汚染規制「新規汚染源排出基準(NSPS)」の緩和案を発表した。同規制はオバマ政権時に制定。今回トランプ大統領は、冗長性や同産業の負荷の大きさから、撤廃を提案し...
トップニュース 【中国】CNPCシンクタンク、2025年に中国の一般炭消費量はピークアウトと予測。中国でもエネルギー転換 中国原油大手・中国石油天然気集団(CNPC)のシンクタンクである中国石油経済技術研究院は8月22日、中国での一般炭(石炭)需要は2025年にピークアウトするという見通しを示したレポート「2050年世界与中国能源展望(2019年版)」を...
トップニュース 【国際】UNEP、アジア太平洋地域の環境リスク報告書GEO-6発表。新興課題にも注目 国連環境計画(UNEP)は7月29日、アジア・太平洋地域の経済発展や都市化に伴う環境リスクをまとめた第6次報告書「Global Environment Outlook(GEO-6)」を発表した。UNEPは、5年毎にGEOを発行しており、経済成長が進む同地域に対す...
トップニュース 【国際】国連、WHO、UNEP、大気汚染改善の新イニシアチブ発足。政府に強力な政策導入要請 国連、世界保健機関(WHO)、国連環境計画(UNEP)と、UNEP及び6カ国(バングラデシュ、カナダ、ガーナ、メキシコ、スウェーデン、米国)が2012年に発足したClimate and Clean Air Coalitionは7月23日、大気汚染分野の新たなイニシ...
トップニュース 【イギリス】自動車基準当局DVSA、日産のディーゼル車にNOx基準改善改修を要請。日産は拒否 英政府機関Driver and Vehicle Standards Agency(DVSA)は、日産自動車のコンパクトSUV「キャシュカイ(QASHQAI)」の排ガスに含まれる窒素化合物(NOx)がEU規制値の17倍にも上ることがわかったと発表。日産自動車に対し、すでに...
トップニュース 【インド】政府、2030年までに再エネ500GW導入。2022年までに大規模水力除きで175GW インド新・再生可能エネルギー省のアーナンド・クマール事務次官は6月25日、2030年までに再生可能エネルギー設備容量を新たに500GW導入すると発表した。石炭火力発電への依存度を下げ、大気汚染を削減する。中間目標として、2022年...
トップニュース 【フランス】ルノー、インドでのディーゼル車を2020年4月以降中止。インドの新排ガス規制対応 自動車世界大手仏ルノーのティエリー・ボロレCEOは6月19日、2020年4月以降にインドでディーゼル車を販売しないと発表した。インドでは同月から新たな自動車排ガス基準「Bharat Stage VI(BS-VI)」が全国全車種で導入されることが決...
トップニュース 【ベトナム】デンマークとベトナム両政府、発電方向性で共通レポート。再エネは石炭・ガス火力よりコスト安い ベトナムの電力・再生可能エネルギー庁(EREA)とデンマーク・エネルギー庁(DEA)は5月16日、ベトナムの今後の発電の方向性を示す初のレポートを共同で発表した。作成は、再生可能エネルギーの普及・推進を狙うデンマーク・エネル...
トップニュース 【イギリス】EV充電ステーション数、ガソリンスタンド数を超えた。Zap-Map調べ 英IT大手Next Green Car運営の電気自動車(EV)充電ステーション・プラットホーム「Zap-Map」は5月29日、英国でのEV充電ステーションの数が初めてガソリンスタンド数を上回ったと発表した。 Zap-Mapによると、英国内のEV充電ステ...
トップニュース 【中国】生態環境部、82社を重大汚染企業リスト入り。宝鋼集団や中国鋁業集団の子会社も 中国生態環境部は5月17日、大気汚染や水質汚染で重大な違反が見られる82社を「重点排出汚染リスト」に追加したと発表した。中国国営製鉄である宝鋼集団や中国鋁業集団の子会社もリスト入りしたことが注目を集めている。生体環境部は...
トップニュース 【オランダ】アムステルダム市、2030年までにガソリン・ディーゼル車走行禁止を計画 オランダ首都アムステルダム市政府が、2030年までにガソリン・ディーゼル車の走行を禁止することを計画していることがわかった。オランダでは、2018年1月に中央政府の健康委員会が、政府に対し抜本的な大気汚染対策に乗り出すことを...
トップニュース 【アメリカ】ソリディア、コンクリート製造のCO2ネット排出量を70%削減。大気中のCO2固定 米セメント製造ソリディア・テクノロジーズは4月24日、同社の独自技術を用いたコンクリート製造による二酸化炭素排出量削減効果が4,000tを超えたと発表した。同社は米ニュージャージー州にあるラトガース大学で生まれた技術をもとに...
トップニュース 【国際】ドイツポストDHL、ヤマト運輸と宅配用小型EVを共同開発。気候変動・大気汚染に対応 独物流大手のドイツポストDHLグループとヤマトホールディングスは、宅配便配送用の小型電気自動車(EV)を共同開発する。日本経済新聞が3月25日、報じた。ドイツポストDHLグループが2014年に買収し完全子会社とした独EVスタートアッ...
トップニュース 【国際】2018年のPM2.5大気汚染、バングラが世界最悪。インド都市部も深刻。中国は大きく改善 大気汚染情報提供世界大手スイスIQAirは3月5日、2018年の世界のPM2.5汚染状況を発表。世界で最もPM2.5濃度が高かった国はバングラデシュ。都市別ではインド・グルグラム(旧名グルガオン)だった。 今日、若年死亡者の死因で世界...