金融 【日本】MUFG、石炭火力発電新設へのファイナンスを禁止。運用子会社では石炭ダイベストメント設けず 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は5月15日、「サステナブルファイナンス目標」を設定するとともに、「MUFG環境・社会ポリシーフレームワーク」を改定した。7月1日から適用を開始する。メガバンクの中で初めて、石炭火力発...
金融 【南アフリカ】LeapFrog、約700億円のインパクト投資ファンド組成。アクサ、AIG等も出資 発展途上国市場対象のプライベートエクイティ運用大手南アフリカのLeapFrog Investmentsは5月10日、過去最大となる6億米ドル(約660億円)から7億米ドル(約770億円)規模の第3号ファンドを立ち上げると発表した。アジア及びアフリ...
エネルギー・資源 【アメリカ】Tロウ・プライス、ESG報告書で水・エネルギー・食料の3分野の重要性解説 米投資運用大手Tロウ・プライス・インベストメント・マネジメントは5月9日、2018年のESG報告書を発行した。同社は、国連責任投資原則(PRI)からの評価で、「戦略・ガバナンス」「株式運用への組み入れ」で最高位のA+、「株式オーナ...
政府・国際機関・NGO 【国際】AIIB、初の外債2750億円発行。信用格付AAA。ESG評価機関からもレーティング取得 アジアインフラ投資銀行(AIIB)は5月9日、25億米ドル(約2,750億円)のドル建て債券の発行条件が決まったと発表した。AIIBの外債発行は今回が初。資金使途は、サステナブル・インフラ、越境インフラ、アジア新興国のESG投資促進で...
政府・国際機関・NGO 【国際】UNEP FIと20の機関投資家、TCFDに沿い気候変動のポーフォトリオ影響を分析 国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)と機関投資家20機関は5月10日、機関投資家向けに、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)ガイドラインに沿う情報開示を実践するためのガイダンスを発行。気候変動のポートフォリオ影...
政府・国際機関・NGO 【国際】RepRisk、リスク評価体系設計でSASBのマテリアリティ・マップ採用 ESGリスク情報提供世界大手スイスRepRiskは5月8日、同社のESGリスク評価体系においてSASB(米国サステナビリティ会計審議会)のマテリアリティ・マップを採用すると発表した。RepRiskはこれまで、独自の評価体系を設計してきたが、...
金融 【アメリカ】ブラックストーン、セカンダリーでのインパクト投資プログラム開始 プライベートエクイティ(PE)世界大手米ブラックストーンは5月6日、同社のセカンダリーマーケット投資部門Strategic Partnersを通じて、インパクト投資を開始すると発表した。「ヘルスケア・ウェルビーイング」「金融アクセス」「...
エネルギー・資源 【ノルウェー】生保大手KLP、404億円の石炭ダイベストメント実施。割合5%以上に基準強化 ノルウェーの生命保険大手KLPは5月7日、KLP及びKLP運用子会社において、石炭関連事業からの売上が全体の5%以上を占める企業からの投資引揚げ(ダイベストメント)を実施したと発表した。ダイベストメントされた企業は、独RWE、南ア...
金融 【国際】ムーディーズ、発行体の気候変動対応リスク評価サービス案発表。信用格付とは別立て 信用格付世界大手米ムーディーズは5月7日、上場事業会社の気候変動対応リスクを評価する新たなリスクアセスメント・サービス「Cabon Transition Assessment(CTA)」案を発表した。対象となる企業からのパブリックコメントを60日間...
金融 【フィンランド】年金大手3者、再エネ投資会社を共同設立。第1号投資は3ヶ所で合計11億円 フィンランド年金基金及び年金保険大手3者は4月29日、再生可能エネルギー投資会社Exilion Tuuli Kyを共同設立した。参加した3者は、フィンランド公的年金基金State Pension Fund of Finland(VER)、年金保険大手Elo Mutual Pension...
金融 【ノルウェー】公的年金GPFG、PRIがSDGsインパクトを署名機関レポーティングに加えることに懸念表明 ノルウェー公的年金基金GPFGの運用を担うノルウェー銀行投資マネジメント部門(NBIM)は、国連責任投資原則(PRI)に対し、機関投資家の投資パフォーマンスを国連持続可能な開発目標(SDGs)へのインパクトで評価することに反対する...
金融 【国際】オルタナティブ投資運用協会、ヘッジファンドでのESG投資のあり方示す。規制当局への注文も オルタナティブ投資運用協会(AIMA)は5月1日、英弁護士事務所シモンズ・アンド・シモンズからの協力を得、ヘッジファンドにとってのESG投資のあり方や課題を示した手引書「Responsible Investment Primer」を発行した。ヘッジファ...
金融 【ヨーロッパ】IIGCC、パリ協定での気候変動目標達成に向けた投資運用手法検討で新イニシアチブ発足 気候変動対応を企業に求める欧州機関投資家団体IIGCCは5月2日、パリ協定での国際目標達成に向けた投資運用を行うためのイニシアチブを発足した。コンセプトを固め、手法を複数実証し、適した手法を発掘する。 今回のイニシアチブ...
金融 【ヨーロッパ】モーニングスター、マルチアセットクラス型ESGインデックス・シリーズ発表 金融情報提供世界大手米モーニングスターの欧州運用子会社モーニングスター・インベストメント・マネジメント・ヨーロッパは4月30日、マルチアセットクラス型のESGインデックス・シリーズ「Morningstar® ESG Managed Portfolios」を...
エネルギー・資源 【ノルウェー】エクイノール、気候変動開示強化を表明。Climate Action 100+のエンゲージメント成果 ノルウェー石油ガス大手エクイノールは4月24日、気候変動対応推進の機関投資家団体Climate Action 100+と協働で、パリ協定の目標達成を協力に推進する共同声明を発表した。エクイノールは、これまでにも、短期・中期・長期の気候変...
政府・国際機関・NGO 【国際】UNDP、開発金融に「Co-finance」概念重要と強調。国際機関・政府に啓蒙ガイダンス発行 国連開発計画(UNDP)と、英ロンドン・スクール・オブ・ハイジーン・アンド・トロピカル・メディスン(LSHTM)のSTRIVEリサーチ・コンソーシアムは4月11日、複数の資金拠出者や投資家が連携して特定プロジェクトにファイナンスする...
金融 【アメリカ】SDGs運用専業17 Asset management、優れた投資機会見出すフレームワーク提示 国連持続可能な開発目標(SDGs)にフォーカスした米投資運用17 Asset managementは4月、SDGsから優れた投資機会を見出すフレームワークを示したレポートを発表した。SDGs分野へのファイナンスに対する啓蒙を行うとともに、同社の事...
金融 【アメリカ】シティグループ、環境ファイナンス11兆円目標を前倒し達成見込み。TCFD開示も実施 金融世界大手米シティグループは4月24日、2018年の気候変動対応や環境分野へのファイナンス総額が384億米ドル(約4.3億円)に達し、2014年に設定した10年間で累計1,000億米ドル(約11兆円)の目標を前倒しで達成できるペースだと明...
トップニュース 【アメリカ】メットライフ運用子会社MIM、ESG投資額が5.9兆円に。AUM全体の8% 保険世界大手米メットライフは4月22日、同社のESG投資運用額が2018年末の時点で526億米ドル(約5.9兆円)にまで上昇したことを明らかにした。投資運用残高全体にしめる割合は8%。米系保険会社は、欧州に比べESG投資に対する姿勢が消...
金融 【国際】「特定のインパクト目的を持たないものはインパクト投資ではない」GIIN再定義 インパクト投資推進の国際イニシアチブGlobal Impact Investing Network(GIIN)は4月3日、インパクト投資を定義する「インパクト投資の中核的特徴」を発表した。インパクト投資という言葉が使われることが増えるに伴い、業界団体で...