国連開発計画(UNDP)と、英ロンドン・スクール・オブ・ハイジーン・アンド・トロピカル・メディスン(LSHTM)のSTRIVEリサーチ・コンソーシアムは4月11日、複数の資金拠出者や投資家が連携して特定プロジェクトにファイナンスする「Co-finance」の重要性を伝えるレポートを発表した。作成には、日本政府も協力した。
国連持続可能な開発目標(SDGs)の達成のためには、多くの資金需要を生み出し、投資機会も増えている。一方で、国際機関や各国政府の開発援助機関、機関投資家等がバラバラにプロジェクトにファイナンスすることでプロジェクトのインパクトを逸ししていたり、プロジェクトに資金が十分に集まらず、異インパクトが期待できる投資機会が見送られたりしているケースが生じている。
そのため今回のレポートは、国際機関や各国政府の資金担当者向けに「Co-finance」の重要性を伝えた。また、エコノミストや開発関係者にも、「Co-finance」の知見を高めることも目的としている。
【参照ページ】Financing across sectors for sustainable development | Guidance Note
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