英サディク・カーン・ロンドン市長と米ビル・デブラシオ・ニューヨーク市長は1月7日、世界の主要都市の首長に対し、市政府年金基金で化石燃料ダイベストメントをする取り組みに参加するよう呼びかけた。サディク・カーン氏は2016年の市長選挙での公約で、ビル・デブラシオ氏は2018年1月に化石燃料ダイベストメントを打ち出している。
今回両氏は、共同で議長を務めるイニシアチブ「C40 Divest/Invest Forum」が、首長向けのアクションガイドも発行した。同ガイドでは、化石燃料ダイベストメントを導入したロンドン、ニューヨーク、メルボルン、ベルリン、ストックホルムの事例を紹介。どの事例でも、化石燃料ダイベストメントにより年金基金の運用パフォーマンスが下がっておらず、むしろ向上している点を強調した。
より具体的に、同ガイダンスでは、首長としての化石燃料ダイベストメント宣言、市政府年金基金とのエンゲージメント、投資方針の策定、成果のモニタリング、外部ステークホルダーとのコミュニケーション、C40 Divest/Invest Forumの推進について、実効なアクションを記載している。
【参照ページ】Mayors of New York and London Urge Every Major City in the World to Divest
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