トップニュース 【EU】欧州委、気候災害からの復旧支援強化。約3兆円を即時投入へ。大洪水や大規模山火事 欧州委員会は10月21日、気候災害からの復旧支援を強化するため、3つのEU規則の改正を目指す政策を発表した。今後、EU理事会及び欧州議会での立法手続きに入る。EUでは直近でも、中東欧諸国で大規模な洪水が、ポルトガルでは大規模山...
トップニュース 【東南アジア】IEA、初支部をシンガポールに設立。東南アジアの再エネ拡大支援強化へ 国際エネルギー機関(IEA)は10月21日、シンガポール政府と共同でパリ本部以外の初の支部となるIEA地域協力センターをシンガポールに開設した。東南アジア諸国との協力関係拡大を狙う。 東南アジアのエネルギー需要は、
トップニュース 【国際】Verra、石炭火力早期廃止カーボンクレジット方法論で2回目のパブコメ 国際的なボランタリーカーボンクレジット発行団体米Verraは10月17日、同団体のカーボンクレジット発行基準「Verified Carbon Standard(VCS)」に関し、石炭火力発電の早期廃止を対象とした方法論(メソドロジー)で、2回目のパブリ...
トップニュース 【国際】PRB、農林業・鉱業での自然セクター別ガイダンス発行。顧客エンゲージメントに重点 国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)は10月21日、国連責任銀行原則(PRB)署名機関向けに、「自然のためのセクター別行動ガイダンス」の第1号を発行した。対象は農林業及び鉱業セクター。 同ガイダンスは、
トップニュース 【国際】NGFS、気候移行リスクとマクロ金融政策の関係で報告書。物理的リスクに続く第2弾 環境に関する金融リスクを検討するための中央銀行・金融当局ネットワーク「環境リスクに係る金融当局ネットワーク(NGFS)」は10月21日、気候変動移行リスクとマクロ金融政策に関する報告書を公表した。 同報告書は、
トップニュース 【日本】消費者庁、食べ残し持ち帰り促進ガイドライン案発表。運用や法的リスク対策で指針 消費者庁は10月16日、「食べ残し持ち帰り促進ガイドライン」案を発表した。11月15日までパブリックコメントを募集する。 日本政府は現在、2030年度までに食品ロス量を2000年度比50%減とする目標を掲げている。また、食品ロス量の...
トップニュース 【国際】Verra、新たなアディショナリティ評価ツールをリリース。ICVCMのCCPラベル狙い 国際的なボランタリーカーボンクレジット発行団体米Verraは10月14日、カーボンクレジット創出に関するアディショナリティ(追加性)要件に関し、基準となる標準ツール「VT0008 アディショナリティ評価」と「VT0009 ベースラインとア...
トップニュース 【イギリス】フェデックス、主要路線トラクターでHVO燃料使用開始。GHG削減 運送世界大手米フェデックスは9月17日、英国3拠点で主要路線トラクター170台以上に、HVO(水素化処理植物油)燃料を給油すると発表した。クラウン・オイルから2年間の調達契約を締結し、年間400万L以上のHVO燃料を確保した。 【参考...
トップニュース 【国際】国際ホテル業界団体、カーボンインセット国際団体と提携。スコープ3削減 ホテル業界のサステナビリティ国際団体ワールド・サステナブル・ホスピタリティ・アライアンス(WSHA)は10月17日、カーボンインセッティング推奨団体「インセッティングのための国際プラットフォーム(IPI)」とのパートナーシップ...
トップニュース 【国際】ブルームバーグ、自然関連リスク評価データを機関投資家向けに提供開始。45000社 金融情報世界大手米ブルームバーグは10月16日、機関投資家向けに、自然・生態系・生物多様性関連リスク評価ソリューションを発表した。自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)提言に基づく機関投資家自身の開示を支援するため...
トップニュース 【アメリカ】Verra、CQCに150億円のカーボンクレジット補償決定。前CEOの過剰発行事件 国際的なボランタリーカーボンクレジット発行団体米Verraは10月17日、米カーボンクレジット開発C-Quest Capital(CQC)に対し、合計5万t以上のカーボンクレジットの補償を命じた。超過発行があったと判断した。 今回の事案では、
トップニュース 【中国】2023年、飼料用大豆需要900万トン削減。政策起因のイノベーションが奏功 中国では2023年に飼料大豆需要の大幅削減に成功。肉・卵を1億7,500万t以上を生産しながら、飼料用大豆ミール使用量を730万t、飼料大豆需要全体を900万t以上削減した。 中国では目下、
トップニュース 【国際】国連、「気候アクションのためのネイチャーポジティブ」発足。気候と自然の一体経営推進 国連の気候変動緩和キャンペーン「Race to Zero」と気候変動適応キャンペーン「Race to Resilience」は10月15日、企業と金融機関に対し、気候変動アクションに自主的にネイチャーポジティブの観点を組み入れ、両者を包括する科学的...
トップニュース 【インドネシア】フィリップスとシロアム、ヘルスケアAI能力開発でMOU。ESG強化も 医療機器世界大手蘭フィリップスとインドネシアのヘルスケア最大手シロアム・ホスピタルズ・グループは10月7日、インドネシアのヘルスケア分野におけるAI能力開発で覚書(MOU)を締結したと発表した。 両社は今後、インドネシアの...
トップニュース 【国際】CA100+、加盟機関投資家が過去1年で増加。米国共和党の反対運動にかかわらず 機関投資家の気候変動アクション・イニシアチブClimate Action 100+(CA100+)は、6月から数ヶ月間で90の機関投資家が新規加盟した。米国大手の運用会社が共和党のプレッシャーを受け脱退が相次ぐ中、世界全体では加盟機関が増えて...
トップニュース 【国際】TNFDとWWF、自然関連データベース構築でパートナーシップ。COP16で青写真発表 自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)は10月18日、同団体の創設メンバーの一つ世界自然保護基金(WWF)との新たなパートナーシップを発表した。双方が進めてきた自然関連データ開発のプログラムを統合する。 WWFは2015年、
トップニュース 【国際】クリーンエネルギー導入で一部金属は2024年末に供給不足の懸念。BNEF 英エネルギーデータ大手ブルームバーグNEF(BNEF)は10月3日、2050年カーボンニュートラルに向けてクリーンエネルギー導入に必要な鉱物・金属資源の需給を分析した報告書「Transition Metals Outlook(TMO)」の2024年版を発表した...
トップニュース 【国際】世界経済フォーラム、重要鉱物の持続可能な供給で報告書。供給不足での対策提示 世界経済フォーラム(WEF)は9月23日、世界の重要鉱物の持続可能かつ手頃な(アフォーダブル)価格で公平に供給する方法を提唱した報告書を発表した。 同報告書は、
トップニュース 【イギリス】M&S、完全自動栽培の実証結果発表。GHG削減と収量向上を同時に実現 英小売大手マークス&スペンサーは10月7日、温室効果ガス排出量削減と作物の品質・収穫量向上に向け実施してきた初の完全自動栽培の実証結果を発表した。 今回の実証は、
トップニュース 【ドイツ】バイヤスドルフ、2045年ネットゼロ目標設定。ネットゼロスタンダード承認 ドイツ化粧品大手バイヤスドルフは10月7日、2045年までにスコープ3を含むバリューチェーン全体でのカーボンニュートラルを達成する目標を設定したと発表した。科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)からのネットゼロ・ス...