トップニュース 【国際】ILO、世界の所得格差分析。発展途上国と先進国の格差縮小。一方、国内の格差は拡大 国際労働機関(ILO)は7月4日、世界の所得不平等状況を分析したレポートを発表した。世界の所得不平等は、データ分析を始めた2004年以降減少しているが、要因は中国やインド等の巨大新興国の経済発展にあり、国内での所得格差はむし...
トップニュース 【国際】ベルテルスマン財団とSDSN、各国のSDGs評価「SDG Index & Dashboards 2019」発表 独最大財団のベルテルスマン財団と持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)は6月28日、各国の国連持続可能な開発目標(SDGs)達成状況を分析したレポート「SDG Index and Dashboards Report」の2019年版を発行した。同...
トップニュース 【国際】人口当たりの家庭ごみ排出量、米国が世界ワースト。Verisk Maplecroft調べ 英リスク分析大手Verisk Maplecroftは7月2日、194ヶ国の廃棄物とリサイクルの状況を調査したレポートを発表した。今日、世界全体で家庭から毎日21億tの廃棄物が発生。そのうちリサイクルされているのはわずか16%しかない。その中で...
トップニュース 【国際】アリアンツGI、NGOシー・クリーナーズと海洋プラスチックごみ対策で提携 保険世界大手独アリアンツの投資運用子会社アリアンツ・グローバル・インベスターズは6月7日、海洋プラスチックごみ清掃NGO「シー・クリーナーズ」と5年間のパートナーシップ契約を結んだと発表した。同社の顧客、従業員、取引先等...
トップニュース 【国際】GRI、IIRC、CDP、SASB等、非財務情報報告で7つの重要原則を確認。相互整合性を意識 国際的な企業報告基準運営のCDP、GRI、CDSB、FASB(米国財務会計基準審議会)、IASB(国際会計基準審議会)、国際標準化機構(ISO)、SASB(米サステナビリティ会計審議会)、IIRC(国際統合報告評議会)の8団体による協働組織「Cor...
トップニュース 【国際】6月の欧州は各地で40℃超え。ILOは2030年までに気温上昇で労働生産性が大幅下落と警告 国際労働機関(ILO)は7月1日、気候変動による気温上昇で、2030年には労働力8,000万人分以上に相当する労働生産性低下が発生する見込みと発表した。今回の試算は、現時点で最も高い国際目標である2100年までに気温上昇を1.5℃未満に...
トップニュース 【国際】オランダとカナダ、入国時にパスポート不要な取組開始。スマホと生体認証等を活用 世界経済フォーラム(WEF)は6月26日、オランダ政府及びカナダ政府とともに、海外旅行時にパスポートチェックを不要とする新たな試験的取り組みを開始すると発表した。スマートフォンの中にパスポートに織り込まれているチップデー...
トップニュース 【国際】2050年までのCO2排出量ゼロを掲げている国は17ヶ国。日本は2070年のためカウントされず 英エネルギー・気候変動NGOのEnergy and Climate Intelligence Unitは6月25日、現在17ヵ国が2050年までに二酸化炭素ネット排出量をゼロにする政策目標を定めていると発表した。世界全体のGDPの16%を占める。また国単位ではなくても...
トップニュース 【国際】UNCTAD、SDGsのうち7目標で2018年のレビュー結果発表。インパクト定量評価を重視 国連貿易開発会議(UNCTAD)は6月25日、年次貿易開発理事会の中で、国連持続可能な開発目標(SDGs)の7つの目標のレビュー結果「SDG Pulse」を報告した。SDGsには、達成の時期や定量目標、KPIが設定されており、国連は定量的に進捗...
トップニュース 【国際】国連ジュネーブ事務局SDG Lab、SDGsを組織活用するガイダンス発表。他者との協働のコツに重点 国連ジュネーブ事務局のSDG Labは6月25日、国連持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、政府、企業、NGO等のいかなる組織も活用可能なガイダンスを発行した。SDG Labは、2017年に発足し、他の機関が開発してきた組織がSDGsを活用...
トップニュース 【国際】ベター・コットン・イニシアチブ認証コットン、2018年調達量100万t突破。日本企業の存在感見えず 持続可能なコットン認証ベター・コットン・イニシアチブ(BCI)は6月18日、2018年の状況を発表した。現在、BCIに加盟しているアパレル・ブランド企業や小売企業は世界102社。BCI認証コットンの調達量は100万tを超えた。紡錘事業者の...
トップニュース 【国際】国連、国別平和・治安ランキング2019発表。気候変動による災害リスクは日本がワースト2 国連人道問題調整事務所(OCHA)は6月12日、平和と治安に関する国別ランキングの2019年版ランキング「Global Peace Index 2019(GPI 2019)」を発表した。首位アイスランド、2位ニュージーランド、3位ポルトガル、4位オーストリア、...
トップニュース 【国際】WRI、アパレル関連企業向けCO2削減ガイダンス策定。SBTiの依頼受け。スコープ3も焦点 国際環境NGO世界資源研究所(WRI)は6月26日、科学的根拠に基づく排出目標削減イニシアチブ(SBTi)からの依頼を受け、アパレル関連企業向けの二酸化炭素排出量削減ガイダンスを策定した。WRIは、世界的に活用されている温室効果ガ...
トップニュース 【国際】国連、ビジネスと人権に関する指導原則に女性差別・ハラスメントを組み込む活動開始 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は6月25日、国連ビジネスと人権に関するワーキンググループが、国連ビジネスと人権に関する指導原則(UNGP)における女性差別の問題を検討するプロジェクトを発足したと発表した。UNGPは従来、広...
トップニュース 【国際】国連責任銀行原則(PRB)、署名機関が69銀行に増加。新興国から多数。日本は2行のまま 国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)は6月26日、国連責任投資原則(PRI)の銀行版となる「国連責任銀行原則(PRB:Principles for Responsible Banking)」に新たに10銀行が加盟し、合計69銀行となったと発表した。 【参考】【...
トップニュース 【国際】477機関投資家3650兆円、各国政府に気候変動1.5℃目標に沿うCO2削減目標設定を要求 機関投資家477団体は6月26日、6月28日から開催されるG20大阪サミットを前に、世界各国政府リーダーに対し、気候変動を1.5℃に抑える自主的削減目標(NDC)を策定するよう求める共同声明を発表した。現状のNDCでは、1.5℃どころか、2℃...
トップニュース 【国際】ISO、初の気候変動適応の国際規格ISO14090リリース。リスクと機会の双方 国際標準化機構(ISO)は6月25日、気候変動適応に関する初の国際規格「ISO14090」をリリースした。気候変動リスクの特定、リスクのマネジメントというリスクの側面だけでなく、気候変動適応で生じる機会面も記述している。 ISO140...
トップニュース 【国際】MSCI、ESG株式インデックス5種類を整理したレポート発表。リスク・リターン比較も インデックス開発大手米MSCIは6月24日、同社が管理しているESG株式インデックスを整理したレポートを発表した。MSCI等のインデックス開発会社は、機関投資家ニーズの多様化に伴い、複数のESG株式インデックスを管理している。今回MS...
トップニュース 【国際】食品、アパレル、資源の水マネジメント進展せず。SustainalyticsとAP7の調査レポート ESG評価機関世界大手蘭Sustainalytics(サステイナリティクス)とスウェーデン公的年金基金AP7は6月24日、CDPのデータを活用し、企業の水マネジメントに関する分析レポートを発表した。真水リスクが事業に脅威となると認識している...
トップニュース 【国際】ブルームバーグ・ニュー・エコノミー・フォーラム、社会課題解決のアイデア募集。選定者には手厚い支援 金融情報世界大手米ブルームバーグ創業者マイケル・ブルームバーグ氏が2018年に発足した国際リーダーフォーラム「ニュー・エコノミー・フォーラム」は6月24日、世界中の起業家、企業経営者、学者、実務家に対し、貿易、テクノロジー...