トップニュース 【ヨーロッパ】NGO、化学大手の有害化学物質排出で機関投資家にエンゲージメント強化要求 英金融シンクタンクNGOのプラネット・トラッカーは12月12日、ドイツ、オランダ、ベルギーの石油化学大手が有害化学物質を大量に排出しているとの分析結果を発表した。ブラックロック、バンガード、JPモルガン・チェース等の金融大手...
トップニュース 【ドイツ】ライオンデルバセル、大規模ケミカルリサイクルプラント最終投資決定 プラスチック製造世界大手蘭ライオンデルバセルは11月20日、同社独自ケミカルリサイクル技術「MoReTec」を活用した大規模リサイクル工場のドイツ・ヴェッセリンでの建設を最終投資決定したと発表した。2025年末までに竣工予定。 ...
トップニュース 【ドイツ】OMVとInterzero、欧州最大規模ケミカルリサイクルプラント建設へ。年間26万t オーストリア化学大手OMVとドイツ廃棄物リサイクルInterzeroは10月31日、合弁会社を設立し、ドイツ・ヴァルデュルンに欧州最大規模のケミカルリサイクルプラントを建設すると発表した。出資比率は、OMVが89.9%、Interzeroが10.1%。 ...
トップニュース 【EU】EU理事会と欧州議会、CLP規則改正案で合意。企業の化学物質リスク開示規制強化 EU上院の役割を担うEU加盟国閣僚級のEU理事会とEU下院の役割を担う欧州議会は12月5日、化学物質の分類・表示・包装規則(CLP規則)の改正案で政治的合意に達した。今後、双方での立法手続きに入る。改正されると2008年制定以来の大...
トップニュース 【カナダ】ダウ、世界初カーボンニュートラル型エチレンクラッカー建設へ。9500億円 化学世界大手米ダウは11月28日、カナダ・アルバータ州に世界初のカーボンニュートラル型のエチレンクラッカーおよび誘導品生産施設を建設するプロジェクト「Fort Saskatchewan Path2Zero」への投資を、取締役会が承認したと発表した...
トップニュース 【国際】アクゾノーベル、アルミ缶外装用コーティング剤発表。ビスフェノール、スチレン、PFAS不使用 化学世界大手オランダのアクゾノーベルは11月16日、アルミ缶外装用の次世代コーティング剤「Accelstyle 100」と「Accelstyle 200」の2種類を販売したと発表した。両製品とも、ビスフェノール、スチレン、PFAS(パーフルオロアルキル...
トップニュース 【サウジアラビア】サウジアラムコとトタルエナジーズ合弁、使用済み食用油からSAF生産 エネルギー世界大手サウジアラムコと仏エネルギー大手トタルエナジーズの合弁サウジアラムコ・トタルエナジーズ石油精製・石油化学(SATORP)は10月30日、使用済み食用油からのISCC+認証済みの持続可能な航空燃料(SAF)への転換に...
トップニュース 【国際】TfS、化学サーキュラーエコノミーのスコープ3算定ロジックで修正案発表。GHGプロトコルの課題 化学業界の国際的なサステナビリティ・イニシアチブTogether for Sustainability(TfS)は10月31日、化学業界でのスコープ3二酸化炭素排出量算定に関する新たなアプローチを示した白書「Improving and harmonizing Scope 3 Reportin...
トップニュース 【日本】住友化学、エタノールからプロピレン生成の実証設備建設へ。バイオ樹脂 住友化学は10月25日、エタノールからプロピレンを直接製造する実証に向けたパイロット設備の建設に着手したと発表した。同事業は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「グリーンイノベーション(GI)基金事業」にも採択...
トップニュース 【国際】石油・ガス大手12社加盟OGCI、石油精製の電化で技術ロードマップ策定。カーボンニュートラル 石油・ガス大手12社の気候変動対応イニシアチブ「石油・ガス気候変動イニシアチブ(OGCI)」は10月10日、石油精製の電化によるカーボンニュートラル化に関するロードマップを発表した。OGCIの「工業ワークストリーム省エネ(EEI WS...
トップニュース 【国際】POPs条約検討委員会、中鎖塩素化パラフィンと長鎖パーフルオロカルボン酸の廃絶を勧告 残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)の残留性有機汚染物質検討委員会第19回会合(POPRC19)が10月9日から13日まで、イタリアのローマで開催された。化学物質2つの廃絶を、2025年4月頃に開催予定の第12回締約...
トップニュース 【中国】BASFと東方裕紅、太陽光発電用膜屋根開発で協働。急速な需要増に対応 化学世界大手独BASFと中国化学大手の東方裕紅は10月12日、建築物に使用する太陽電池用膜屋根の開発で協働すると発表した。中国での屋上太陽光発電パネル需要の急速な伸びに対応する。 太陽光発電パネルは、
トップニュース 【国際】グッドイヤー、SBTiネットゼロ・スタンダード承認。持続可能な素材開発にもコミット タイヤ製造世界大手米グッドイヤーは10月11日、スコープ3を含むバリューチェーン全体での2050年カーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)目標で、科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)から、1.5℃基準とネット...
トップニュース 【国際】ダウとLanzaTech、カーボンリサイクル型界面活性剤を共同開発。既存製品と同等品質 化学世界大手米ダウと米カーボンリサイクルLanzaTechは9月29日、カーボンリサイクルでの再生炭素原料を活用した生分解性の界面活性剤「EcoSense 2470」を共同開発したと発表した。炭素回収・利用(CCU)の一環。 今回の界面活性剤...
トップニュース 【日本】ホンダと東レ、インマニ使用プラスチックのクローズド・ループ・リサイクル実証で協働 本田技研工業と東レは9月19日、廃車(ELV)から回収したナイロン6樹脂のケミカルリサイクル共同実証を開始したと発表した。同プロジェクトは、環境省の脱炭素型循環経済システム構築促進事業の認定を受け、年間樹脂処理量500t規模の...
トップニュース 【国際】コルテバ、生物多様性考慮の殺線虫剤Salibro販売。活性レクレメル製品 農薬・化学肥料世界大手米コルテバ・アグリサイエンスは9月13日、土壌中の有益な生物の健全なバランスを崩さず、植物寄生性線虫の被害から守る活性レクレメルを有する新たな殺線虫剤「Salibro」を販売したと発表した。 植物寄生性...
トップニュース 【環境】関心高まる「二酸化炭素の電解還元」。CCUS技術開発の新たな競争分野 炭素回収・利用・貯留(CCUS)の一つとして、二酸化炭素の電解還元に注目が集まってきている。二酸化炭素の電解還元とは、電気エネルギーを利用して二酸化炭素を原料とし、炭素化合物を合成しつつ酸素との分解する手法。実用化する...
トップニュース 【日本】環境省、PFOAとPFOS以外のPFAS規制の方向性提示。今後研究を強化。スピード遅い 環境省は7月25日、PFAS(パーフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物)に関する今後の対応の方向性を定めた。PFAS規制強化は欧米先進国では3年ほど前から本格化してきているが、日本政府の対応が遅れていた。 同...
トップニュース 【中国】BASFと明陽風電、洋上風力新設で合意。湛江フェアブントに再エネ供給 化学世界大手独BASFと風力タービン製造中国最大手の明陽風電集団(Mingyang)は7月21日、合弁会社Mingyang BASF New Energyを設立し、中国広東省湛江市で洋上風力発電所を共同で建設・運営することに合意したと発表した。出資比率は...
トップニュース 【国際】SABIC、製品カーボンフットプリント算出でCirculariseと協働。ブロックチェーン活用 石油化学世界大手サウジアラビアのサウジ基礎産業公社(SABIC)は7月20日、蘭ブロックチェーン活用のソフトウェア開発スタートアップCircularise提供のソフトウェアを活用し、原材料から最終製品までのライフサイクル全体の二酸化炭...