化学世界大手米ダウと米カーボンリサイクルLanzaTechは9月29日、カーボンリサイクルでの再生炭素原料を活用した生分解性の界面活性剤「EcoSense 2470」を共同開発したと発表した。炭素回収・利用(CCU)の一環。
今回の界面活性剤は、LanzaTechが回収した二酸化炭素からエタノールを生成。そのエタノールを活用し、ダウが界面活性剤を生産する。
EcoSense 2470は、吸水性と撥水性に優れ、多様なホームケア用途に適した特性を持つ。従来のバイオ界面活性剤とも異なり、回収した二酸化炭素を活用しており、二酸化炭素のサーキュラーエコノミー化を実現している。
品質は従来製品と同等を実現しているため、既存製品の製剤として代替可能。これにより迅速な上市を可能にした。
【参照ページ】Dow collaborates with LanzaTech to launch readily bio-degradable cleaning solution that utilizes circular carbon capture
【参照ページ】LanzaTech announces collaboration with Dow to introduce bio-degradable cleaning solution
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