小売大手豪コールズは7月6日、プライベートブランド(PB)商品で、カーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)認証を取得した豚肉を販売すると発表した。同社は2022年にカーボンニュートラル認証取得の牛肉を豪小売大手で初めて投入しており、それに続く形となった。
【参考】【オーストラリア】コールズ、PB商品でカーボンニュートラル型牛肉販売開始。認証も取得(2022年4月22日)
同社が今回取得したのは、豪政府と企業が合同運営するカーボンニュートラル促進イニシアチブ「Climate Active」のカーボンニュートラル認証。農場から小売店舗までのバリューチェーン全体の二酸化炭素排出量がネットゼロであることを保証する。
同社は、PB豚肉商品シリーズ「Coles Finest Carbon Neutral pork」として、ポークリブ、コートレット、シュニッツェル、ダイスカット、レッグロースト、ポルケッタ、ポーターハウス、トマホーク・ステーキ等8品目の認証取得商品を販売する。
二酸化炭素排出量の削減では、人工肥料の使用量削減、再生可能エネルギーへの転換、土壌管理方法の改善等、持続可能な農業を実践している西オーストラリア州のサプライヤーと協働。農場での二酸化炭素排出量を、オーストラリアの豚肉業界平均比で30%以上削減した。残りはオフセットしたとみられる。
【参照ページ】Carbon neutral pork hits Coles shelves as the retailer launches new campaign championing quality produce
【画像】Coles
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