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【国際】OPEC基金、IRENAの途上国再エネ促進プロジェクトに加盟。350億円拠出コミット

 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は6月19日、IRENAが運営する発展途上国でのエネルギー移行促進マルチステークホルダー型気候変動ファイナンスプラットフォーム「Energy Transition Accelerator Financing(ETAF)」に、石油輸出国機構(OPEC)が運営するOPEC国際開発基金が加盟すると発表した。

 同プラットフォームは、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)とブルームバーグ・フィランソロピーズが5月に発足。2030年までに発展途上国で再生可能エネルギー発電設備容量5GWの新設を目標としている。IRENAは事務局として、プロジェクトの募集から資金調達までを同プラットフォーム上で統括している。

【参考】【国際】IRENAとブルームバーグ・フィランソロピーズ、途上国の再エネ促進で提携。COP28に向け(2023年5月24日)

 同プラットフォームは、2030年までに最低10億米ドル(約1,400億円)の資金動員を掲げてきた。今回、OPEC国際開発基金が2030年までの期間、最大2.5億米ドル(約350億ドル)の資金をETAFプラットフォームに拠出するコミットメントを得、他のETAFパートナーの分と合わせて、総額11.5億米ドル(約1,600億円)に到達。発足からわずか1ヶ月で目標金額を達成した。

 IRENAとOPEC国際開発基金は、今後も、他の国際開発金融機関、開発金融機関、財団、企業等からの資金拠出獲得で協力している。
 
【参照ページ】OPEC Fund Partners with IRENA to Accelerate Energy Transition Financing

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