食品世界大手スイスのネスレは1月17日、欧州および米国で植物由来ソーセージ商品を発売すると発表した。オーストリア、ベルギー、ドイツ、オランダ、ノルウェー、スウェーデン、スイスでは、3月から大豆由来の代替たんぱく質ソーセージ・ブランド「Garden Gourmet」が、米国では、4月からえんどう豆由来の代替たんぱく質ソーセージ・ブランド「Sweet Earth」が販売開始となる。
欧州で販売されるGarden Gourmetは、大豆、ビートルート、人参、呼称、菜種、ココナッツオイルで生成。コレステロールをゼロにし、豚ソーセージと比べ脂肪を40%カットしただけでなく、たんぱく質を13g摂取できる。同製品は、欧州で採用が広がる栄養スコア「Nutri-Score」において、グレードBを獲得。Nutri-Scoreは食品及び飲料をグレードAからグレードEで評価したもの。
同社は2050年までの二酸化炭素ネット排出量ゼロを目標として掲げており、植物由来の食品や飲料の提供を行う。また、2025年までに同社製品の食品包装をすべてリサイクル可能もしくは再利用可能にするとしている。今回発表の代替たんぱく質製品もその取り組みの一環。従来の豚ソーセージと比べ、二酸化炭素排出量を約90%、水利用を90%、土地利用を80%削減できるとした。
【参照ページ】Nestlé to launch plant-based sausages in Europe and US
【画像】Nestlé
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