アジア機関投資家の気候変動イニシアチブAIGCCは4月24日、新たに「中国ワーキンググループ」を創設したと発表した。中国市場に投資する投資家の気候変動への関心の高まりに対応する。
AIGCCのワーキンググループは今回で7つとなる。具体的には、「エンゲージメント&方針」「物理的リスクと適応」「パリ協定整合性のある投資」「森林・土地利用」「エネルギー転換」「日本」「中国」。地域ワーキンググループとしては、中国は日本に続き2カ国目となる。
中国ワーキンググループの設立総会には、中国生態環境省中国国家気候変動戦略研究国際協力センターの柴麒敏氏が講演。中国の2060年カーボンニュートラルの目標を達成するためには、139兆元(21兆米ドル)以上の投資が必要であり、長期的な資金ギャップは年間1兆6千億元(2,320億米ドル)と改めて強調した。
中国ワーキンググループの活動では、多くの投資家を巻き込むため、AIGCCの非加盟の中国人投資家にも門戸を開く予定。
【参照ページ】AIGCC expands investor work in China with launch of new working group
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