Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【国際】2022年に世界の飢餓人口は7.3億人。コロナ収束でも横ばい。国連SOFIレポート2023

 国連食糧農業機関(FAO)、国際農業開発基金(IFAD)、国連児童基金(UNICEF)、国連世界食糧計画(WFP)、世界保健機関(WHO)は7月12日、「世界の食料安全保障と栄養の現状(SOFI)」報告書の2023年版を発行した。

 世界的に飢餓に直面している人数は、2022年に7億3,510万人に達した。新型コロナウイルス・パンデミックの発生以降、1億2,200万人増加した。2021年からは380万人減少したが、横ばいにとどまっており、国連機関としては危機感を強めている。

 世界人口に占める飢餓人口比率は、2021年の9.3%から2022年の9.2%へとわずかに減少したが、非常に高い水準で推移している。


(出所)SOFI 2023

 最新の予測によると、2030年の慢性的な栄養不足人口は約6億人となっており、国連持続可能な開発目標(SDGs)が掲げる「飢餓ゼロ」の目標達成には、かなり大きな変革が必要となることもわかった。この予測は、新型コロナウイルス・パンデミックとウクライナ戦争の影響により1億1,900万人上乗されている。ウクライナ戦争だけの効果では2,300万人上乗せされた。

 食料のアフォーダビリティでは、健康的な日常食にコスト面でアクセスできない人は、2021年に世界3億1,395万人おり、世界人口全体に占める割合は42.2%。2019年が41.2%、2020年が43.3%で、こちらも大幅に改善する兆しがまだない。

【参照ページ】122 million more people pushed into hunger since 2019 due to multiple crises, reveals UN report

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。