仏電気設備大手ルグランは5月23日、サステナビリティ・リンクボンドを7億ユーロ(約1,000億円)発行すると発表した。利率は3.5%。年限は6年。SPTは、2024年までの女性管理職比率30%達成と、2030年までのスコープ3の二酸化炭素排出量の2019年比15%削減。
同社のサステナビリティ・リンクファイナンス・フレームワークでは、「2030年までのスコープ1、スコープ2での二酸化炭素排出量2019年比50%削減」「スコープ3での二酸化炭素排出量2019年比15%削減」「2024年までのサプライヤー250社に対する二酸化炭素排出量削減目標設定エンゲージメントと、同年までのサプライヤーからの排出量400,000t削減」「2024年までの女性管理職比率30%達成」の4つをKPIに設定。二酸化炭素排出量削減では、科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)の承認も得ている。
【参考】【フランス】ルグラン、2024年までのロードマップ策定。CO2削減、D&I、サーキュラーエコノミー等(2022年4月6日)
同フレームワークに対するセカンドオピニオン提供はサステイナリティクス。
【参照ページ】LEGRAND ANNOUNCED TODAY A €700 MILLION SUSTAINABILITY-LINKED BOND ISSUE INDEXED ON THE GROUP’S DIVERSITY GOALS AND GHG REDUCTION TARGETS
【参照ページ】Second-Party Opinion Legrand Sustainability-Linked Financing Framework
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