穀物世界大手米ADM(アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド)と、カナダ・エネルギー大手ウルフ・ミッドストリーム傘下のパイプライン建設ウルフ・カーボンソリューションズは1月11日、炭素回収・貯留(CCS)パイプライン建設で協働すると発表した。
ウルフ・カーボンソリューションズは、563kmの鋼管パイプラインを建設。米アイオワ州クリントンおよびシーダーラピッズにあるADMのエタノール製造及びコンバインドサイクル発電(熱電併給)施設から排出される二酸化炭素を回収・圧縮し、イリノイ州ディケーターの同社の炭素隔離施設に輸送する。
回収した二酸化炭素は、地下2.4kmの場所に永久貯蔵。貯蔵能力は350万t程度。
【参照ページ】Wolf Carbon Solutions, ADM Announce Partnership to Advance Decarbonization of Ethanol Production
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