米証券取引委員会(SEC)は7月30日、株主提案や議決権行使に関するルールを再考するラウンドテーブルを設置すると発表した。今年秋頃に会合を開催する。2010年に株主エンゲージメントを実施したS&P500採用企業の割合はわずか6%だったのに対し、2017年には72%にまで上昇している。SECはより実効性のあるルール整備を模索している。
SECはラウンドテーブルで扱う議題として、議決権行使プロセス、個人株主の議決権行使参加、株主提案、議決権行使助言会社の位置付け、議決権電子行使を挙げた。議決権電子行使では、ブロックチェーンや分散型台帳の活用についても検討する。
【参照ページ】Statement Announcing SEC Staff Roundtable on the Proxy Process
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