国際環境NGOコンサベーション・インターナショナル(CI)は9月19日、ブラジルのアマゾン地域で世界最大の森林再生プロジェクトを開始すると発表した。今後6年かけて数億円を投下し、2023年までに7,300万本の木を再生することを目指す。ブラジル環境省、地球環境ファシリティ(GEF)、世界銀行、Brazilian Biodiversity Fund(Funbio)、Rock in Rioの環境チーム「Amazonia Live」と連携して実施する。
プロジェクトが対象とするのは、サッカー場3万個分に相当する3万ha。ブラジル政府は、パリ協定の中で、2030年までに1,200万haの森林を再生することを約束しており、今回の活動もその一環。プロジェクトが優先的に展開されるのは、アマゾナス州南部、ロンドニア州、アクレ州、パラー州、シングー分水嶺。既存の二次林の手入れ、現地での植物の種まき、また必要に応じて直接の植樹も行う。
アマゾン地域は、生物多様性に富む地域として世界的に有名。2,500万人の人々も生活している。しかし、近年、企業による森林破壊が進んでいる。
【参照ページ】World’s Largest Tropical Reforestation Project to Take Place in the Amazon Rainforest
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