国際オリンピック委員会(IOC)は7月4日、ジェンダー平等や公平性の確保のための「ポートレイヤル(表象)ガイドライン」の2024年改訂版を発表した。パリオリンピック競技大会に合わせて新版を作成した。
IOCは、2024年のパリ・オリンピックを、競技場における完全な男女平等を実現する最初のオリンピックと位置づけている。ポートレイヤル(表象)ガイドラインは、2018年に初版が発行され、2021年の東京オリンピックに合わせて初の改訂を実施。今回再度の改訂となった。同ガイドラインには、あらゆるメディアやコミュニケーションにおいて、すべてのアスリートを男女平等かつ公平に表現するための実践的なチェックリストと助言が規定されている。
2024年改訂版では、ジェンダー平等な表象の実践における最新事例や参考資料を掲載。また、トランスジェンダーやノンバイナリー、性差のあるアスリートを尊重し、包摂的に報道するための定義、言語慣行、留意点等も盛り込んだ。
【参照ページ】PORTRAYAL GUIDELINES 2024 Edition
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら