トップニュース 【国際】BASF、廃プラ熱分解油の不純物除去用触媒・吸着剤PuriCycle開発。ケミカルリサイクル 化学世界大手独BASFは7月13日、廃プラスチックの熱分解油における不純物を選択的に除去できる触媒・吸着剤シリーズ「PuriCycle」を開発したと発表した。 廃プラスチックを熱分解油するケミカルリサイクル技術が発達する中、
トップニュース 【中国】国家電投、アリババ及び京東集団と提携。分散型電源社会に向けエネルギーのデジタル化 中国発電大手・国家電力投資集団(国家電投:SPIC)は7月5日、アリババ・グループとの間で戦略的提携を発表。さらに7月6日には、京東集団(JD.com)との間で戦略的提携を発表した。通話・通信・デジタル放送のネットワークを融合(...
トップニュース 【日本】金融庁、ソーシャルボンドのインパクト指標例の確定。日本での発行拡大希求 金融庁は7月15日、ソーシャルボンドガイドラインの付属書4として、「ソーシャルプロジェクトの社会的な効果に係る指標等の例」を公表した。5月に原案を発表し、パブリックコメントを募集していた。 【参考】「ソーシャルプロジェク...
トップニュース 【アメリカ】年金給付保証公社、財政難の複数事業者年金制度支援の最終規則を発表。最大12.5兆円支援へ 米年金給付保証公社(PBGC)は7月6日、財政難の複数事業者年金制度に対する特別財政支援(SFA)プログラム変更の最終規則を発表した。 PBGCは、
トップニュース 【日本】マイクロ波化学、昭和電工や三井化学と共同開発開始。量研とはリチウム実鉱石の溶解に成功 マイクロ波化学と昭和電工は6月28日、マイクロ波を用いて、使用済みプラスチックから基礎化学原料を直接製造するケミカルリサイクル技術の共同開発を開始したと発表した。 今回開発する技術は、
トップニュース 【国際】気候債券イニシアチブ、グリーンボンド基準改定。基準や方法論を厳格化 国際グリーンボンド基準策定NGO気候債券イニシアチブ(CBI)は7月6日、グリーンボンド基準「気候債券基準(CBS)」でセクター基準を改定。EU気候変動タクソノミーとの整合性を確認しつつ、適格性基準を引き上げた。 今回の発表では、
トップニュース 【国際】ユミコア、中国でFCV向け電極触媒工場建設。EVでは全固体電池の性能向上で出光興産と提携 ベルギー金属大手ユミコアは6月22日、中国常熟市に大規模な燃料電池自動車(FCV)用電極触媒工場を建設すると発表した。燃料電池自動車は、主に長距離走行の大型自動車の市場で急成長することを見込む。 同工場は、
トップニュース 【日本】ヤマハ発動機、再エネ転換で2035年カーボンニュートラルへ。水産保護でもNGOスポンサーに ヤマハ発動機は6月28日、2021年7月に発表した「ヤマハ発動機グループ環境計画2050」に関し、スコープ3を含めた2050年カーボンニュートラル目標のうち、スコープ1と2の達成時期を2035年へと前倒した。オフセットも活用する。 スコ...
トップニュース 【日本】金融庁、ESG評価機関向けの原則案発表。透明性や利益相反、品質、人材確保等 金融庁は7月12日、ESG評価・データ提供機関等に係る専門分科会がとりまとめた「ESG評価・データ提供機関等に係る専門分科会報告書」を公表した。同時に、「ESG評価・データ提供機関に係る行動規範」の原案を公表し、パブリックコメ...
トップニュース 【日本】関西電力とオリックス、和歌山県で初の大型蓄電所事業を開始へ。スタンドアローン 関西電力とオリックスは7月14日、和歌山県紀の川市で蓄電池発電所事業を実施することに合意したと発表した。設備容量48MWで、電力系統に接続。関西電力としては初のスタンドアローンの大型蓄電施設となる。 両社は今回、
トップニュース 【日本】金融庁、「金融機関における気候変動への対応についての基本的な考え方」発表 金融庁は7月14日、金融機関に対し取引顧客の気候変動リスクを率先して進めることを促す「金融機関における気候変動への対応についての基本的な考え方」を発表した。5月26日までパブリックコメントを募集していた。 【参考】「金融機...
トップニュース 【日本】金融庁、中部電力関連会社エスコンアセットマネジメントに業務停止命令。忠実義務違反 金融庁は7月15日、中部電力が50.03%出資する日本エスコンの子会社エスコンアセットマネジメントに対する行政処分を発表した。忠実義務違反の事案。 今回の事案では、エスコンアセットマネジメントは、エスコンジャパンリート投資...
トップニュース 【アメリカ】政府、沿岸レジリエンス強化に5年間で4,100億円。グリーンインフラ重視 米バイデン政権は6月29日、気候変動への対応力と沿岸レジリエンスとインフラの強化で、インフラ投資・雇用法に基づき、米海洋大気庁(NOAA)へ5年間で30億米ドル(約4,100億円)の予算を発表した。 今回の発表は、
トップニュース 【ブラジル】カーギル等SCF加盟6社、カンポセラードで森林破壊リスクゼロ大豆の生産スキーム発表 持続可能な発展を目指すグローバル企業団体WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)の「ソフト・コモディティ・フォーラム(SCF)」は6月21日、ブラジルのカンポセラードで生産された大豆での森林破壊リスクゼロを確保する手...
トップニュース 【国際】ダウ、再生プラ含有樹脂でリサイクル・トレーサビリティ認証取得。PE化合物で世界初 化学世界大手米ダウは7月14日、同社の再生プラスチック含有樹脂シリーズ「REVOLOOP」が、リサイクルのトレーサビリティと再生原料含有量に関する欧州規格「UNE-EN 15343」の認証を得たと発表した。ポリエチレン(PE)化合物での同認...
トップニュース 【カナダ】小売大手Loblaw、使捨てプラ袋全廃へ。政府方針に先行対応 カナダ小売大手Loblawは6月20日、2023年の第1四半期末までに、カナダ国内の小売店、薬局、ECでの即時配送サービスで、使い捨てプラスチック袋を全廃すると発表した。同方針は、フランチャイズ店も対象となる。 カナダでは同日、
トップニュース 【日本】ヴェスタスとシーメンス、日本での洋上風力事業から後退。政府方針が産業形成を阻害 デンマーク洋上風力発電機製造大手ヴェスタスは、洋上風力発電タービンの日本での生産計画を中止。また、独シーメンス・ガメサ・リニューアブル・エナジーも、洋上風力発電機を日本の電力会社に供給する方針を撤回した。日本経済新...
トップニュース 【国際】ソルベイ、バイオ界面活性剤の販売開始。菜種油や砂糖を原料。サーキュラーエコノミー ベルギー化学大手ソルベイは6月14日、バイオ界面活性剤「Mirasoft SL L60」及び「Mirasoft SL A60」の販売を開始すると発表した。菜種油や砂糖を原料としており、二酸化炭素排出量が少ない。シャンプー、コンディショナー、シャワー...
トップニュース 【日本】首相、原発9基稼働表明も新規再稼働はゼロ。需給逼迫は全く解消せず 岸田文雄首相は7月14日、冬のエネルギー安定供給に向け、経済産業相に対し、原子力発電を最大9基稼働するよう指示したと表明した。しかし、電気事業連合会の池辺和弘会長(九州電力社長)は7月15日、定例会見の中で、9基の原子力発...
トップニュース 【北米】コルテバ、MSテクノロジーズ、BASF、線虫抵抗性GMO大豆を共同開発へ。打開策なるか 農薬・化学肥料世界大手米コルテバ・アグリサイエンスと米ソフトウェア開発MSテクノロジーズは6月29日、線虫抵抗性大豆(NRS)形質を持つ次世代大豆「Enlist E3」の開発に向け、化学世界大手独BASFとライセンス契約を締結したと発表...