パナソニック・ホールディングス傘下のパナソニック・エナジーは5月30日、イオンリテールと協働し、東京都、大阪府、京都府、奈良県の同社小売イオン及びイオンスタイル合計22店舗で、使用済み乾電池の回収とリサイクルに向けた実証を開始すると発表した。
イオンリテールは、小売店舗に使用済み乾電池回収ボックスを設置。回収対象は、イオンリテールの店舗で販売した使用済み乾電池とした。回収した乾電池は、東京製鐵の岡山工場で、新たな鉄鋼材料等の素材としてリサイクルするとともに、乾電池部材へのリサイクルを目指したクローズド・ループ・リサイクルの研究開発に活用する。
パナソニックの調査では、消費者の約4割が「乾電池の廃棄が不便」または「乾電池の使い捨てに戸惑い」を感じているという。今回のアクションを通じ、使用済み乾電池の効率的な回収・リサイクルプロセスを確立し、電池から電池へのリサイクルの実現を目指す。
【参照ページ】使い終わった乾電池を次の電池へ 使用済み乾電池を電池材料にリサイクルする実証実験を開始
【参照ページ】使用済み乾電池の回収ボックス設置を開始
【画像】パナソニック
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