オーストラリアESG投資推進NGOのACCR(オーストラリア社会的責任センター)は5月9日、電源開発(Jパワー)に対し、気候変動株主提案を提出した。HSBCグローバル・アセット・マネジメントとアムンディも共同提案者となった。
今回の株主提案は、日本の会社法に基づき、定款変更を求める内容となっている。具体的には、長期的な価値を促進するために、パリ協定の目標に沿った科学的根拠に基づく短期及び中期の二酸化炭素排出量削減目標を達成するための事業計画を設定し、開示する条項と、年次報告において、当該目標に対する進捗状況を、合理的なコストで報告するという条項を新設するというもの。
さらに、もう一つの株主提案では、取締役報酬についても、同社の科学的根拠に基づく短期・中期の排出量削減目標に対する進捗をどのように動機付けるかについての詳細を、合理的なコストで年次報告の中で報告することを求めた。
【参照ページ】ACCR Shareholder Resolutions to J-Power on emissions reduction targets and remuneration incentives
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