日本自動車輸入組合(JAAA)は1月11日、2022年の輸入車新車登録台数速報を発表した。登録車全体に占める外国メーカー車のシェアは9.5%。1988年の統計開始以来最高となった。
2022年の外国メーカー車の新車登録台数は、242,226台で前年比6.7%減。一方、日本の国内自動車市場全体では、日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会によると、前年比8.3%減の256万3,184台。結果、外国メーカー車がシェアを大きく伸ばす形となった。
車両別の登録台数では、乗用車が前年比6.9%減の240,758台。貨物車が前年比32.2%増の1,428台。バスが前年比14.3%増の40台。ブランド別では、メルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲン、BMW、アウディの順。
外国メーカー車のシェアが伸びた背景について、上野金太郎理事長は1月30日の記者会見の中で、輸入EVの販売台数が14,341台と初めて1万台を超えたことを挙げた。日本でも補助金施策や加盟企業各社がEVのラインナップを15ブランド78モデルまで拡充した結果と説明した。
JAAAとしては、今後も、積極的に日本市場へ電動車を投入することでより販売台数が増えていくと期待。日本市場においてはまだまだ伸びしろがあると語った。
【参照ページ】2023年1月 理事長会見
【参照ページ】2022年12月度輸入車新規登録台数(速報)
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