LIXILグループは10月28日、「LIXILプラスチック行動宣言」を発表し、事業プロセスや製品・サービスを見直し、使い捨てプラスチックの使用量削減・リサイクル、再生可能な素材の研究開発や代替素材の活用を加速する。
同社はすでに、2050年までの二酸化炭素ネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)を目標として掲げており、LIXILプラスチック行動宣言もその一環。事業のサーキュラーエコノミー化を唱えた。
今回の発表では、過去事例を基に、今後の方向性を説明。ドイツ水栓子会社グローエでは、2018 年から「Less Plastic Initiative(プラスチック削減イニシアティブ)」を始め、製品パッケージにおける代替素材への切り替えを開始。2020年9月までで約2,100万個のプラスチック製品パッケージを削減し、2021年には3,500万個に到達する見込み。社会でのペットボトル利用を削減するため、キッチン水栓から直接冷水と二種類の炭酸水を供給する「GROHE Blue」も提供していく。
トイレ・グランドINAXでは、海外市場向けのハンドシャワー「Aqua POWER Showerhead」のパッケージに紙を採用し、大幅なプラスチック削減に成功した。社内でも「mymizu challenge」活動を実施し、従業員のペットボトル削減のマインド情勢も行っている。
【参照ページ】持続可能な循環型社会の実現に向けて全世界共通の「LIXILプラスチック行動宣言」を策定
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