自動車世界大手仏ルノーのティエリー・ボロレCEOは6月19日、2020年4月以降にインドでディーゼル車を販売しないと発表した。インドでは同月から新たな自動車排ガス基準「Bharat Stage VI(BS-VI)」が全国全車種で導入されることが決まっている。排ガス基準の強化により、インド自動車最大手のマルチ・スズキ・インディアも4月、2020年3月から小型ディーゼル車の販売停止することを決めている。インドPTI通信が報じた。
ルノーは同日、戦略車種「トライバー」の発表会をインドで実施。ボロレCEOは、今後はディーゼル車はやめ、ガソリン車種のみを投入する計画を表明した。ボロレCEOは、ルノーのディーゼル車の売上は個々数年減少しており、世界的に反ディーゼル車の動きがあるとの考えを示した。また、ボロレCEOは、インドでの電気自動車(EV)投入の見通しまでは示さなかったが、世界的にEVシフトを強めていく姿勢も見せた。インドでも将来的に投入したい考えも示した。
トライバーは、インドでの現地生産・現地販売を行い、インド市場向けに投入される。将来的には海外輸出も考えるとのこと。
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