大和ハウス工業は3月1日、事業活動において使用する電力を100%再生可能エネルギーにすることを目指す国際イニシアチブ「RE100」に加盟したと発表した。同時に、事業エネルギー効率の倍増を目指す国際イニシアチブ「EP100」にも加盟した。RE100加盟は日本企業として4社目。EP100加盟は日本企業として初。RE100とEP100の双方加盟でも国内初、建設・住宅業界では世界初。
RE100については、同社は2007年以来、自社未利用地を活用した再生可能エネルギーによる発電事業を推進してきた。現在、自社グループの再生可能エネルギー発電設備容量は227MWで、同社グループの電力使用量の約6割に相当。今年には愛媛県西予市で風力発電所(16MW)が着工する。
EP100については、同社は、環境長期ビジョン「Challenge ZERO 2055」に基づき、「環境負荷ゼロ」に取り組んでいる。2016年度には同社グループの事業活動におけるエネルギー効率(消費エネルギー量あたりの売上高)が2005年度比約2倍となった。今後さらにエネルギー効率を高めるため、既存施設では「省エネトップランナー事業所」の選定、新規施設ではZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング)の推進等を行う。
【参照ページ】建設・住宅業界で“世界初”となる「EP100」「RE100」に加盟
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