ドイツのジグマール・ガブリエル副首相兼経済・エネルギー相は5月12日、全国的なエネルギー効率の向上を実施するため、広範囲に渡るキャンペーンを立ち上げた。昨年12月の気候変動枠組み条約パリ会議(COP21)でドイツが掲げた目標を達成するため、気候変動対策を本格化させる。
ドイツが新たに導入するエネルギー政策に、今後2016年から2020年にかけて170億ユーロ(約2兆円)を投じる。
- 排熱再利用のための企業助成金プログラム(2016年5月1日開始)
- 汎用高エネルギー効率技術への投資促進プログラム(2016年5月10日開始)
- 電力業界での効率性軸オークション制度(2016年6月開始)
- 「エネルギー節約メーター」パイロットプログラム(2016年5月開始)
政府は、全国的な節電・節熱キャンペーンを実施していくため、「Germany makes it efficient」というPRキャンペーンを代替的に展開していく。
ガブリエル大臣は、ドイツの二酸化炭素排出量削減目標の達成のためには、企業だけでなく、国民一人ひとりの意識改革が必要となると強調した。
【参照ページ】Gabriel launches campaign to boost energy efficiency: "Energy efficiency is everyone's responsibility"
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