三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)傘下の三井住友銀行が、プロジェクトファイナンスでの環境・社会原則「エクエーター原則(赤道原則)」から脱退していたことがわかった。同社は脱退理由を明らかにしていない。
同社は現在、ホームページ上で「当行はエクエーター原則の理念を尊重しつつ、環境社会リスク評価を実施し、評価結果をリスク管理プロセスに反映しております」と掲載しており、エクエーター原則の理念については引き続き尊重していく姿勢を示している。
今回の脱退を受け、「環境・持続社会」研究センター(JACSES)、Friend of the Earth(FoE)Japan、350.org Japan、メコン・ウォッチ、気候ネットワークの環境NGO5団体は、緊急抗議声明を発表。同社に対し再加盟を求めた。
エクエーター原則には現在、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友信託銀行、農林中央金庫、日本生命保険、SBI新生銀行、信金中央金庫、日本政策投資銀行が加盟している。
【参照ページ】「三井住友銀行のエクエーター原則脱退に関する緊急抗議声明」を発表
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