セブン&アイ・ホールディングス傘下のセブン‐イレブン・ジャパンは7月11日、サステナブルな原材料を採用した新しい食品シリーズ「みらいデリ」を開発したと発表した。7月14日から、新商品4品を全国のセブン‐イレブン21,407店舗で販売する。
同社は今回の施策の背景について、食品原材料を取り巻く環境は、自然環境への影響や社会問題等の解決が世界的な課題となっており、サステナビリティ調達がますます重要になっていると説明した。
今回開発の新商品は、まず、「おにぎりツナマヨネーズ」と、「ナゲット」では、黄えんどう豆を原料にした発芽えんどう豆を主原料とする代替ツナを使用。実際のツナや鶏肉を混ぜることで、風味や食感を整えた。また、「ロメインレタスのシーザーサラダ」「やわらかほうれん草とベーコンのサラダ」は、植物工場で栽培した葉物野菜を使用する。
また同社は同日、「手巻おにぎり」のプラスチック包装で、フィルムを薄くするとともに、バイオマス素材の使用量を増やし、バージンプラスチックの使用量を1枚当たり30%したことも発表した。同社は2017年、「手巻きおにぎり」のプラスチック包装でバイオマス素材を含有した素材の導入を開始していた。
【参照ページ】持続可能な原材料調達と新たな商品価値を提供する『みらいデリ』商品を7月14日(金)より全国で発売
【参照ページ】「手巻おにぎり」パッケージのプラスチック使用量を約30%削減
【画像】セブン‐イレブン・ジャパン
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら